[管理番号:9350]
性別:女性
年齢:44歳
病名:異型乳管過形成
症状:とくになし
投稿日:2021年4月27日
こんにちは!現在東南アジアの国に駐在員の主人の帯同家族として住んでおります。
約半年前にこちらの病院で超音波、マンモグラフィーを受けたところ、2センチ弱のしこりが見つかり、最初は針で検査をして良性の繊維と言うことでした。
ただし大きいので、いずれは取った方が良いと言う話をされたのですが、急がないものであれば日本に帰国した際に取りますと言うことで一旦受診を終了しました。
その後半年経って、健康診断にて再度の指摘を受け、日本に帰れる見込みもないので、こちらで vacume
assisted biopsy ですべての腫瘍を取りきった上で、検査をしたところ1ミリ未満のADHが3個見つかりました。
ベトナムの専門医を二箇所まわりましたが、経過観察との指示です。
周りを大きめに切除する必要について相談しましたが、しこりはマージンも含全て取りきったと言うことで、これからはこまめに検査結果観察で良いと言われております。
ネットで調べたところ、やはりオープンバイオプシーの方が良いのではないかと不安になっております。
コロナが流行しておりますので、往復での隔離が必要となります。
私の住んでいる国では現在市内感染はありません。
子供がおりますので、夏休みを利用して帰国して、まずは病理のセカンドオピニオン(こちらの日本人の産婦人科の先生から、私の住んでいる国の医療レベルが低いので、持ち帰ってやってもらった方が良いと言うアドバイスをいただいています)、生検、結果を伺う、もし治療があればその後行い、また住んでいた国に帰ると言う綿密な計画が必要になってくるかと思います。
帰国前から準備をして望みたいと思いますのので、スケジュールについてアドバイスをいただければと思います。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「しこりはマージンも含全て取りきった」
⇒それは、明らかに「言い過ぎ」です。
時間をかければ「取りきる」ことは可能「かも」しれませんが、「取りきれている」と言うこと自体不可能です(検証できません)ましてや「マージンも保証する」など、いくら何でも「言い過ぎ」でしょう。
「スケジュールについてアドバイスをいただければと思います。」
⇒それは病院によって異なるし、「結果を仮定して」計画することは不可能だと思います。
まず、病理のセカンドオピニオンを受けて「その診断が出てから」次のステップとなると思います。