[管理番号:8859]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2020年9月4日
こんにちは
いつも参考に読ませて頂いております。
昨年7月、左乳房温存手術
術後AC療法~ドセタキセル+ハーセプチン~ハーセプチン単独であと残すところ4クールです。
ドセタキセル後、放射線治療20回(内ブースト4回)終了。
同じ時期にタモキシフェン内服を始めています。
お聞きしたいのはHER2定量の数値についてです。
術前の検査ではHER2 陰性の判定でしたが、
病理結果はHER2 3+
術後の定量検査の数値は確か15台でした。
それ以後その値を気にしたことはなかったのですが、先日受けた血液検査のHER2 定量が判定+で、濃度が18.6とあったので気になってしまいました。
ハーセプチンの治療中にもかかわらず術後よりも定量の数値が高く、HER2 定量が+というのはハーセプチンが効いていないのではないかと心配です。
再発率も高くなって、ハーセプチン治療が終わったらすぐに再発するのではないかと思ってしまうのですが、そういう判断材料になりますか。
病理結果
浸潤径:14×9mm
pT1c,pN1mi
核grade3
組織学的grade 3
ly1,v0
断端close
HER2 3+ ki 50%
ホルモン陽性
よろしくお願いします
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「再発率も高くなって、ハーセプチン治療が終わったらすぐに再発するのではないかと思ってしまうのですが、そういう判断材料になりますか。」
⇒なりません。
ご安心を。
trastuzumab投与中に「血中HER2]の値自体、無意味。
無治療の状況での「参考程度」です。