[管理番号:8118]
性別:女性
年齢:42歳
病名:
症状:
こんにちは 初めて質問させていただきます。
今年の5月の乳癌健診のマンモで要精密検査になり(左非対称陰影、カテゴリー3)すぐに近くの市民病院で再検査してもらいました。
マンモとエコーをした結果、6ミリ程度の腫瘍?が映ってるのは確認できたのですが、おそらくリンパ節だろうと言われて念のため針生検(細い注射針みたいなもので)しました。
数日後に検査結果を聞きに行ったと
ころ、悪性のものはでなかったけどリンパ節ともはっきり分からない結果だったので半年後の経過観察になりました。
半年経った先日に同じ病院でエコー検査したところ、大きさは6ミリで変わってないけれど、病変の位置が気になるのでMRIをやりましょうと言われて現在検査待ちです。
位置が気になるという意味が全く分かりませんでした。
乳癌の疑いがあるのか不安です。
半年前に行った所見では、乳癌の可能性は極めて低いようなことを言われて安心していたので、今回MRI検査までやることになって不安でたまりません。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「悪性のものはでなかったけどリンパ節ともはっきり分からない結果だったので半年後の経過観察」
→ここが「そもそも」の間違い。
本来生検するのであれば、100%確定診断でなくてはいけません。
「きちんと採れたのか自信がない」みたいな診療は大変残念なことであり、患者さん達は実に可愛そうです。
「病変の位置が気になるのでMRIをやりましょう」
→MRIで診断?
全く無意味。
きちんと「今度こそ」100%確定診断を「組織診」でしてもらいましょう。