[管理番号:7647]
性別:女性
年齢:50歳
病名:乳頭乳管癌
症状:
乳房内局在①右B②右C
組織型(Bt+SN)
組織グレード1(腺管形成1、異核型2、核分裂像1)
核グレード(核異型スコア2、核分裂像スコア2)
浸潤巣 ①1.3×1.1×1.3cm ②1.2×1.1×0.8cm
乳管内進展 ①7.7×5.5×2.2cm ②2.8×2.2×1.2cm
pT分類 pT1c
浸潤度 f
リンパ管侵襲 1y(+++)非常に目立つ
静脈侵襲v (+)
リンパ節転移 OSNA(0/2)なし
ER TS8
PgR TS7
Her2 1+
Ki67標識率 10%
ルミナールA 乳頭乳管癌
2016年 4月右全摘しました。
放射線 右30回 60グレイ
タモキシフェンを服用していましたが卵巣が腫れたので
2017年2月リュープリンを開始してフェアストン40mgに変更
生理は止まりました。
2018年12月半年分のリュープリンを打ち終了。
2018年 12月末に高血圧(その時までは正常血圧)、時々頭痛があり内科の先生に相談しましたら
血液検査の結果、副腎異常の原発性アルドステロン症と診断されました。
血中アルドステロン168pg/ml 高い
レニン活性(PRA)0.3ng/ml.hr 低い
副腎腫瘍は出来ていません。
血圧も降下剤で下がり今は飲んでいません。
時々血圧上昇、頭痛はあります。
ホルモン剤の副作用で副腎異常が出ることはありますか?
主治医に相談しましたら副作用かは分からないがリンパ管侵襲が激しかったので
再発のリスクを考えると薬を止めない方がよいと
言われました。
アルドステロン症の負荷試験検査を今度します。
その数値でホルモン剤をどうするか考えていこうと思っています。
乳がんの薬の副作用なのか新たな病気が見つかったのか。
先生のご意見を伺いたく宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「ホルモン剤の副作用で副腎異常が出ることはありますか?」
⇒ありません。
「乳がんの薬の副作用なのか新たな病気が見つかったのか。」
⇒新たな病気です。
考えすぎですよ。