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首の後ろの腫瘍について

[管理番号:7630]
性別:女性
年齢:56歳
病名:首の後ろにある脂肪腫、またはガンの疑い
症状:2年ほど前に、子供がしこりを見つけましたがこのところ大きくなり、違和感を感じるようになりました。

田澤先生、昨年の今頃に、他病院での葉状腫瘍の取り残しを取っていただき、命拾いをしたものです。
先生の一度の手術で完治し、痛みも全くなくその後、心穏やかに過ごしておりました。
ありがとうございました。

今回は首の後ろの腫瘍に関して、もし、先生に手術して頂けるならと、質問させていただきました。
なぜなら、話の流れとして前回葉状腫瘍とわかりながら一部核出術をしてしまい、その後先生のところに助けを求めるような結果になったのと、同じような流れになっているからです。
もちろんその時の執刀医に葉状腫瘍とわかっっていたので、十分な2センチほどのマージンをお願いいたしましたがかなわず、マージンゼロとなり取り残しとなってしまいました。
その後、再発して肉眼でわかるようにならなければ再手術しないとのことで命の危機を感じ田澤先生にすがってしまいました。
今から考えれば、日帰りで十分なマージンは不可能だったと学習いたしました。
その後は田澤先生の、その先生は自分の家族にも同じことを言うのか?、自分の身は自分で守るという言葉を肝に銘じ病院に行くよう心がけておりました。

今回は、2年ほで前から首の後ろにあるしこりの件で、〇〇大学病院の皮膚科を受診したことでのやり取りで葉状腫瘍の時を思いだし、先生に手術をしていただきたいと願いメールいたしました。

初診時は、単なる脂肪腫なので、日帰りにしか該当しないとのことで別日に、エコーを取りに行きました。
その際、検査技師の方が、脂肪は見当たらない、
ガンの可能性が高いのでこれから他の人の脂肪腫とガンのエコー画像を見比べて5人で協議します、結果は診察の時先生に聞いてください、といわれました。

エコー技師の方にこのようなことを言われたのは初めてで心底びっくりしましたが、考えようによっては脂肪腫なら手術を先延ばしにしてしまったかもしれない、また、軽く考えていた私に喝を入れてくれた素晴らしいタイミングだったのだと今では思えてなりません。

昨日診察があり、医局長でもある担当医からは、脂肪腫が筋肉にまで達しているので日帰りでは相当の痛みがあるので全身麻酔に変更しますと言われました。
その説明に疑問を感じ、実はエコー技師の方に脂肪は見当たらない、ガンの疑いが濃いとの指摘を受けて驚きましたが、先生はエコー画像を見てそのように思われますか?と質問しました。
すると担当医は、そのエコー技師は脂肪をみつけられなかったのだろう、確かにガンの疑いはあるが、最終的には細胞診に回さなければガンの確定はできない。
できないので、手術は脂肪腫を想定して行いガンは想定しないのでマージンはとらない。
もし、ガンだった場合は追加手術を行うかもしれないし、ガンの種類によってはしない。
よって、退院の日は決まらないという???ことでした。
さらに、自分がエコーを撮ったのではないから、エコーについて質問されても答えようがないとも言われ、田澤先生がご自分でエコーを取られている素晴らしさを改めて感じたと共に、これは昨年の葉状腫瘍の失敗と同じではないのか、学ばなくてはと思いました。

田澤先生、先生が乳房以外の手術をなさっていらっしゃらないのは存じておりますが、私を最初の一人にしてはいただけないでしょうか?助けては、いただけないでしょうか?もちろん、私もおすがりするばかりではなく、動いておりますが、手術に関する考え方をすべての先生に方にお伺いすることはでいません。

もし、田澤先生が難しいようであれば、先生とお考えを同じくするような形成外科、皮膚科の先生をご存知なら教えていただきたいと、強く望みます。

今回の質問をするにあたり範囲外とのご指摘を受けることも想定いたしましたが、自分の身を守るために先生の手術を希望いたします。
どうぞ、ご検討お願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

メールは読みました。
余り問題は無さそうですが、一度診察させてください。

部位的に「癌」は無いと思います。(脂肪腫が疑われているのであれば、「癌」ではなく、鑑別すべきは「肉腫」では?)

★組織診をしてからの手術希望なら「生検希望メール」を、(どうせ摘出するのだから組織診はせずに)手術を希望するのなら「手術希望メール」してください。

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