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ホルモン剤への不安

[管理番号:6593]
性別:女性
年齢:52歳

先週、温存手術を受け、この後放射線とホルモン剤を服用と言われています。

術前の組織検査では非浸潤で、ルミナールAでした。
術後の病理組織検査の結果は、確か「200:1」と書いてあり、5%浸潤というようなお話でした。
わずかという言い回しだったような気もするんですが
この5%というのはやはりホルモン剤を服用レベルでしょうか?

 ちなみに腫瘍は3cmでした。
私にはリウマチの持病があることと、骨密度がギリギリセーフ
状態なのでホルモン剤の副作用が心配です。
(ちなみに閉経してます)

骨粗しょう症の薬はとても怖い副作用があると聞き、(顎の骨が壊死など)怖くて仕方ありません。
ルミナールAなのでやはりホルモン剤は必須なんでしょうか。
来週主治医と相談しながら決めることになりそうです。
拒否すれば後で後悔しそうだし、やればやるで精神的にも肉体的にもきつそうです。
憂鬱です。
組織検査のコピーをもらっていないので分かりにくいと思いますがよろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私からみると全く「無駄な心配」をしているようにしか思えません。
まずはホルモン療法を開始してみて
 自覚症状がつらかったり、骨密度が下がってきたら(その時に)辞めればいいのです。
 「やる前から怖がる」必要が(抗がん剤ならともかく)ホルモン療法にあるとは到底思えません。
 参考にしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

今後の治療方針
性別:女性
年齢:52

二度目の投稿です。
 前回は回答頂きましてありがとうございました。

田澤先生のご意見を読んで心が軽くなったのですが、
先日、病理組織検査のコピーを入手することが出来、よく分からなくなってしまいました。
改めて田澤先生のご意見を伺いたいのですが…
よろしくお願いします。

かいつまんで表記します。

【癌の全体サイズ】1.8×3.1×3.2cm
【浸潤癌のサイズ】0.2×0.2×3.0cm
【非浸潤癌と浸潤癌の割合】200:1

 波及度g  リンパ管侵襲0 静脈侵襲1 切断断端-

【乳管内進展の有無、様式、型】+ Local papillotubular

 ER、PGR共に強く陽性 HER2陰 ルミナールA

主治医にステージを聞いた時、規約的にはステージⅡaだけど
ステージ1に近いと言われた事や、ほとんどが非浸潤で0.5%が浸潤(前回のQ&Aで5%と表記しましたが正しくは0.5%でした)
との事で、無知な私はそれなら単純に99.5%は非浸潤? 浸潤径によっては微小浸潤??と勝手に解釈というか妄想してしまっていたのですが、どうやら勘違いしていたようです。

【浸潤癌のサイズ】0.2×0.2×3cm←この3cmには参りました。

この結果をご覧になって田澤先生ならどのような治療方針になるのでしょうか? 

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「この結果をご覧になって田澤先生ならどのような治療方針になるのでしょうか?」
→前回の回答に変更はありません。
 (以下、前回の抜粋)

 私からみると全く「無駄な心配」をしているようにしか思えません。
まずはホルモン療法を開始してみて
 自覚症状がつらかったり、骨密度が下がってきたら(その時に)辞めればいいのです。
 「やる前から怖がる」必要が(抗がん剤ならともかく)ホルモン療法にあるとは到底思えません。