[管理番号:4887]
性別:女性
年齢:43歳
おはようございます。
去年11月に乳ガンがわかり、温存手術後→
放射線25回後、今はホルモン治療でリュ-
プリンsrを打ちながらタモキシフェン20㎎を飲んでいます。
先日、主治医に自分の数値などを、もう一度確認したところ
乳頭腺管癌、ER – 80%、PgR- 0%、HER2-1+、ki67-15%、グレード2、大きいは7㎜、リンパ転移なし、ルミナルはAとBの間でした。
抗がん剤は本当に必要なかったのか不安です。
ご意見お願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「ルミナルはAとBの間でした。抗がん剤は本当に必要なかったのか不安」
⇒Ki67=15%は(Ki67だけで評価すると)「完全な」ルミナールAと思います。(AとBの中間ではありません)
ただし、Ki67による評価はあくまでも「ルミナールAとBの便宜的な分類」であることも事実です。
どうしても「抗がん剤は本当に必要なかったのか」と不安なら、OncotypeDXすればよいのです。
質問者様から 【質問2】
お忙しい中ありがとうございます。
前回の質問でルミナルAと言っていただき抗がん剤をやらない選択に少しだけ安心する事ができました。
オンコDxをして安心したいのですが、子供も小さく正直金銭的に無理があります。
これから長く生きて子供の成長を見たい気持ちでいっぱいです。
先生なら抗がん剤とオンコDxを進めますか?ご意見お願いできますか?
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「先生なら抗がん剤とオンコDxを進めますか?ご意見お願いできますか?」
⇒前回回答したように…
Ki67=15%は(Ki67で判断すれば)「ルミナールA」と(私なら)断定します。
ホルモン療法でいいのです。(抗癌剤を勧めるのは誤りです)
質問者様から 【質問3】
ホルモン治療方針
性別:女性
年齢:43歳
おはようございます。
前回の質問で先生にはっきり答えていただき、気持ちが楽になりました。
ありがとうございました。
ホルモン治療が始まって四ヶ月になります。
一ヶ月目頃、バドミントンをしました。
それからたまに、手術側の骨盤がいたみます。
骨盤の痛みは副作用でしょうか?
抗がん剤をやっていないので転移ではないかと心配です。
私の診断結果で、今の段階で転移の可能性は考えるのは間違えでしょうか?
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「骨盤の痛みは副作用でしょうか?」
⇒そう思います。
「私の診断結果で、今の段階で転移の可能性は考えるのは間違えでしょうか?」
⇒その通り、余計な心配をするのは止めましょう。