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検査

[管理番号:4857]
性別:女性
年齢:64歳
初めまして。
10日ほど前にこちらのサイトを知り興味深く拝見しております。
読んでいくにつれ、自分がいかに何の情報も知識も持たずに受診していたかを知りました。
他の方の質問に比べれば、本当に些細なものですが、回答いただければ幸いです。
これまでずっと集団検診を受けてきましたが、3,4年ごとに4回の要精密と言われ、外科的生検.細胞診.マンモトーム生検(2回)、いずれも右胸を行い異常なく、平成20年のマンモトーム生検を最後に今日に至りました。
しかし、今年の1月の検診で再び要精密と言われ、近くにある乳癌診療に力を入れているクリニックを受診しました。
2月(下旬)日マンモとエコー検査を受け、今回は左胸だと分かりました。
エコーを見ながら、2ヶ所低エコーとの説明でした。
自分で触ってもしこりはありませんし、先生の触診もありませんでした。
(Bに8㎜….Cに7㎜) 念のため細胞診をしましょうとのことで、C7㎜細胞診。
結果は、不適正で再検。
決着をつけた方がいいでしょうとのことで、針生検を勧められ同意しました。
(細胞診の結果報告書には、分?伏7㎜腫瘤FA?と先生が書いています)針生検の結果の説明を受けましたが、はっきり良いとも悪いとも言われず、複数あるときはちゃんと見ておいた方がいいから、また3ヶ月後にと言われ、3ヶ月後の5月29日に受診しました。
エコーを見ながら、前の事には触れず「もう1つのB-8㎜の方も細胞診をします」
予想外だったのですがこれではっきりするならと思い受けました。
結果は、不適正 再検を希望とのことでした。
報告書には、前と同様「8㎜腫瘤 FAか」とあります。
ここも、針生検しようと言われましたので、最初のものは、良性だったのでしょうかと尋ねたところ、針生検の報告書の診断結果のところを指しながら、こうだからねと言われました。
4本)間質の線維性結合織と脂肪織が主体で、ごく少数の異型のない腺管、導管を見るのみ。
病変に当たっていない可能性もありますので、フォローを希望します。
標本中には悪性所見は見られません。
針生検をすれば、良性か悪性かはっきりすると思い受けましたが、上記のように、どの報告書にも「病変に当たっていない可能性もあり…フォロー希望します」とあるのでしょうか。
もしそうなら、この検査を受けた意味がないように思います。
決着がつくはずの検査で何の決着もつかないのでしょうか?それとも正直な先生なのか?
その日は受けませんと断りました。
「予約を入れましょう、急ぐものではないが、こういうことは時間を置くとしたくなくなるから」と言われましたが、受ける時は、こちらから連絡しますと帰ってきました。
針生検は本当に必要でしょうか? もしそうなら以前行っていた病院にと思っていますが、急いだ方がいいのでしょうか? 以前の病院だと、何かあればマンモトーム生検になるかとは思います。
どうぞよろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
メール読みました。
細胞診もバネ式も「きちんと取れない」ようでは診療になりませんが…(センスの問題なのか、経験の問題なのか…)
「針生検は本当に必要でしょうか?」
⇒せっかく小さな病変を検出したのだから、是非決着をつけましょう。
「 もしそうなら以前行っていた病院にと思っていますが、急いだ方がいいのでしょうか?」
⇒「良性を疑っている」ようなので「急ぐ」必要はなさそうです。
「 以前の病院だと、何かあればマンモトーム生検になるかとは思います。」
⇒基本的には病変によって使い分けるべきです。
 「均一なシコリ」であれば「バネ式で十分」ですし、「不均一な広範なもの」なら(無駄に細胞診などの手順を踏むことなく)最初から「マンモトームすべき」なのです。