[管理番号:4669]
性別:女性
年齢:48歳
昨年の6月に右乳房皮下乳腺全摘術広背筋による乳房再建術を受けました。
その後、ホルモン治療としてタモキフェンを服用していました。
昨年11月の人間ドックにて、卵巣が腫れており子宮筋腫も多数あるとのことで子宮と卵巣の全摘をすすめられました。
乳腺外科の主治医に相談したところ、タモキシフェンの副作用なので中止してリュープリンに変えましょうと言われ、12月にリュープリンを接種しました。
生理がとまりました。
今年2月頃から手のこわばりが始まり手足指の関節痛が
ひどくなりました。
主治医に聞いてもそんなことは聞いたことがないと言われ、リウマチ科にまわされました。
リュープリンは中止しました
(私のがんがそれほど悪いがんではないからと)
リウマチ反応、膠原病、甲状腺、どれも異常なしとのこと。
リリカという薬を処方されて今に至ります。
それでも関節痛はひどくなるばかりです。
これは副作用ではないのかと思うのですが。
生理はまだ止まっています。
この関節痛はいつまで続くのか不安です。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
典型的な「タモキシフェンとLH-RHagonistの副作用」ですね。
「今年2月頃から手のこわばりが始まり手足指の関節痛がひどくなりました。」
⇒典型的な「LH-RHagonistの関節症状」です。
「主治医に聞いてもそんなことは聞いたことがないと言われ、リウマチ科にまわされました。」
⇒センスがありません。
「この関節痛はいつまで続くのか不安」
⇒LH-RHagonistによる「卵巣機能抑制は一過性」のものなので、必ず復活します。
そしたら「徐々に改善」する筈です。
心配ありません。