[管理番号:2533]
性別:女性
年齢:38歳
田澤先生、こんにちは。
いつも的確で前向きなコメントを拝見させて頂いてます。
昨年9月に乳ガンと診断され、その時は目の前が真っ暗になり、かなり落ち込みましたが、そこから色々な情報を集めているうちに、「乳ガンプラザ」にたどり着きました。
毎日、暇があれば読ませて頂き、最近は前向きに戦えば大丈夫!という考えになって来ました。
私の病理結果ですが
浸潤径 1.9cm×3.6cm(術前の画像では
2.4cmですが、乳頭方向に細長く延びていました)
リンパ転移(-) センチネンタル0/2
Ki-67 10%
脈管侵襲 リンパ管(+)
血管(-)
ホルモン感受性 ER +(90%)
PgR -
ルミナールAと言われました。
左胸を全摘 現在はタモキシフェンとゾラテックスを3ヶ月に一度打っています。
最初は副作用もなかったのですが、年明けくらいから、
右肋骨辺りや背中が痛み始め、我慢できないことはないのですが、なんとなくだる重いです。
これは副作用でしょうか?
やはり、骨転移など色々と考えてしまいます。
術後3ヶ月の血液検査と触診は異常なしでした。
私の再発率はどれくらいと考えておけばいいのでしょうか?
主治医は検査も半年に一回、血液検査とエコーだけと呑気な気がするのですが、大丈夫なんでしょうか?
まだ幼稚園の子供もいます。
まだまだ死ぬわけにはいきません!
これからの心構えを田澤先生のお言葉で頂きたいのです。
お会いしたこともないのに、身近に感じ主治医のように思っています。
先生のおかげでたくさんの方が救われていることでしょう。
これからもよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
pT2(36mm), pN0, luminalA
「最初は副作用もなかったのですが、年明けくらいから、右肋骨辺りや背中が痛み始め、我慢できないことはないのですが、なんとなくだる重いです。これは副作用でしょうか?」
⇒副作用だと思います。
「やはり、骨転移など色々と考えてしまいます。」
⇒考え過ぎです。
「私の再発率はどれくらいと考えておけばいいのでしょうか?」
⇒ホルモン療法を行っているので「20%程度」となります。
「主治医は検査も半年に一回、血液検査とエコーだけと呑気な気がするのですが、大丈夫なんでしょうか?」
⇒おおよそ問題ないです。
マンモも1年に1回は行いましょう。
○間違っても「年に1回のPETとかCTは行わない」ようにしましょう。
♯今週のコラム 6回目 「無駄どころか有害なのです」を参照してください。