[管理番号:1320]
性別:女性
年齢:45歳
おはようございます。初めて質問させて頂きます。
9月10日に受けた人間ドックのマンモグラフィーで、
カテゴリー3(局所的非対称性陰影、左X)要精密検査
との結果が9月26日に届きました。
ドックの時の視触診では異常なし、と言われましたが、結果を見て、自己で改めて
触ってみると左の脇に近い所に1㎝くらいのしこりがありました。
その病院は乳腺外来が月2回しかなく、9月29日に受診しましたが、検査をするにも
1、2ヶ月待ちになります。早く検査をしたければ他の病院を紹介するとのことで、何
もせず、紹介状をもらって帰りました。
紹介先の病院の予約は10月15日で、不安なまま過ごしています。
結果を見るまでは全く感じなかったのですが、この一週間くらい痛みを感じます。痛
みは関係が無いのかもしれませんが、痛む事により、気になってしまいます。検査の
日までどうすることも出来ないので、あまり考えたくないのですが。
しこりは動くのでよくわかりませんが、きれいな丸では無いような気がします。ま
ず、検査をしなければ何もわからないとは思うのですが… 。
数年前に姉(47歳)が乳がんで全摘術をしています。
子供達の受験などで、自分のことは後回しになり、気付いたら前回のマンモグラ
フィーから2年経っていました。エコーはもう5年くらいしていません。
いろいろ検索していて、こちらを拝見しました。
○○県在住ですが、先生の病院を受診することはできますでしょうか。。
それとも治療をすることを考えたら、近くの病院のほうが良いのでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
人間ドックのマンモグラフィーで「局所的非対称性陰影:3」これだけであれば、
「最も良くある要精査所見」かつ「最も結局、異常無しとなる所見」の代表と言えます。
但し、質問者の場合には「1cm位のしこり」を自覚しています。
(マンモでは所見がとれないとしても)5年前の超音波検査では「無かった所見」だ
とすれば「40代で新たにできたしこり」となります。
これは要注意です。
私が最もおそれるのは、「診断能力の無い、もしくは診断意欲の低い医師の診断で」
無駄に「経過観察となり、早期発見のチャンスを逃す」事です。
回答
「○○川県在住ですが、先生の病院を受診することはできますでしょうか」
⇒是非、受診を検討してください。
確実な診断精度を望むのであれば、最善の選択です。
また、私は「その日の内に針生検(バネ式もしくはマンモトーム)をしてしまう」
ので、どこかによくあるような「なかなか診断までに以下付かない亀のような診療」
よりは「急がば回れ」となります。
「それとも治療をすることを考えたら、近くの病院のほうが良いのでしょうか」
⇒(万が一)乳癌となったとしても○○川県であれば、治療も当院でもいいのではと
思います。(治療の精度も望むのであれば)
勿論、いろいろな家庭の事情もあるでしょうから、選択肢はいくらでもあります。
一度
秘書へ連絡してみてください。