乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:2127]
性別:女性
年齢:46歳
はじめまして。
私は12月の上旬に左胸全摘出手術とリンパ節郭清をしました。
 
グレード3
充実腺管癌
腫瘍の大きさ 5×4.5センチ
リンパ節転移 6ヶ
ステージ Ⅲa
トリプルネガティブ
主治医の先生から乳癌と診断された時点で、手術後に抗がん剤をしましょうとの話があり、術後の病理検査の結果、放射線治療も行うことになりました。
リンパ節転移もあるので仕方ないと思っているのですが、抗がん剤と放射線の同時治療は大丈夫なのでしょうか?
今週の木曜日一回目の抗がん剤治療(EC療法~タキサン療法)が始まります。
そして、今月25日から5回×5週の放射線治療を開始する予定です。
放射線治療の副作用として、あてる場所が左胸なので、肺と心臓に多少負担がかかりやすくなるとの話をされました。
抗がん剤で免疫力が下がっている時に肺や心臓に負担がかかるって、大丈夫なのでしょうか?
肺炎とか併発しないかと心配です。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT2, pN2, pStageⅢAですね。
トリプルネガティブであり、「抗がん剤は必須」ですし、リンパ節転移4個以上ということで「術後放射線照射も必須」となります。
ただし「抗がん剤と放射線照射の同時併用」は推奨されない(同時併用による相乗効果は明らかでは無く、有害事象の増加が懸念される 推奨グレードC2)となっています。
○順番としては「抗がん剤⇒放射線照射」となります。推奨度B

回答

「手術後に抗がん剤、術後の病理検査の結果、放射線治療も行うことになりました。」
⇒抗がん剤+放射線照射は妥当な判断です。
 
「リンパ節転移もあるので仕方ないと思っているのですが、抗がん剤と放射線の同時治療は大丈夫なのでしょうか?」
⇒同時併用は推奨されません 乳癌診療ガイドライン推奨度C2
 同時併用をすることによる「相乗効果があるというエビデンスが無い」のに対し、「有害事象が増える可能性がある」ためです。
 
「今週の木曜日一回目の抗がん剤治療(EC療法~タキサン療法)が始まります。そして、今月25日から5回×5週の放射線治療を開始する予定です。」
⇒明らかに、同時併用となってしまいます。
 放射線照射は「化学療法終了後、3週間程度空けてから」開始すべきと思います。
 
「放射線治療の副作用として、あてる場所が左胸なので、肺と心臓に多少負担がかかりやすくなるとの話をされました。抗がん剤で免疫力が下がっている時に肺や心臓に負担がかかるって、大丈夫なのでしょうか?肺炎とか併発しないかと心配です。」
⇒最も問題となるのは「放射線肺臓炎」です。
 同時併用でなくても(化学療法⇒放射線としても)「放射線肺臓炎のリスク」はありますが、(同時併用をすることにより)わざわざそのリスクを増大させる意味は全くありません。





「 乳がん Q and A 」直近の更新









サイト内検索

記事や皆様の質問の検索には、「サイト内検索」を使用してください。

例)乳がん しこり
例)脇の下 しこり
例)しこり 痛み
例)線維腺腫 (←誤字に注意)
例)乳腺症

*検索したい文字を正確に入力してください。
「石灰化」で検索したい場合…
(○)石灰化
(×)石灰か *「か」だけ「ひらがな」になっている。
(×)せっかいか *「ひらがな」になっている。



乳がんや乳腺の疾患に関する質問を受け付けています。

乳がんや乳腺の疾患に関する質問はこちらかどうぞ。