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乳がん手術痕からの膿のようなものについて

[管理番号:8822]
性別:女性
年齢:56歳
病名:
症状:
投稿日:2020年8月18日

3年前の5月に、右側の乳がんの温存手術をしました。
ステージ1でリンパの転移も無く、ルミナールAで放射線治療と、ホルモン治療をしています。
先日、下着に薄い茶色のシミがついているのに気づき、手術の傷のところから、さらっとしたピンクがった膿のようなものが出ていました。
昨日、近くの病院で診てもらったら、超音波の検査では乳房の中からではないですと言われて、ゲンタシンという塗り薬が出て、様子を見ることになりました。
今日は、
下着には滲み出て無いですが、おすと膿のようなものがでます。

傷のあるところが乳首の下で、上からの肉の重みでシワになり奥に傷がはまり込んでである感じです。
手術した後治っていたものから、このようなうみがでたりすることがあるのでしょうか?
傷が開いてきているんでしょうか?押すと多少の痛みはありますが、そのままだと痛みは無いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「超音波の検査では乳房の中からではない」とあるので、考えられるのは1.縫合糸膿瘍(吸収糸は溶けるとは言われていますが、結構溶けずに皮下に残っているものです。それが原因となっている可能性)
2.毛嚢炎

どちらにしても皮膚自体の問題なので、「軟膏」⇒(治まらなければ)内服薬となりそうです。
1を疑う場合には縫合糸を取り除く(局麻ですぐできます)可能性はあります。