[管理番号:2889]
性別:女性
年齢:19歳
こんにちは、はじめまして。
娘の事でお伺いします。
昨年10月に胸のしこりに気付き、近くの婦人科を受診しました。
念のため、紹介状をもらい紹介先の病院で超音波の検査をしました。
11月に入り、検査結果を聞きに行くと線維腺腫なので心配いらない。
大きくなってくるようなら再受診をとの事でした。
年明けから、しこりが大きくなり、2月に再受診。
針検査をしました。
葉状腫瘍の疑いとの事で別の病院を紹介されましたが、
初診に一月以上かかるとの事で、元の病院に相談に行きました。
その間も、しこりは大きくなり、痛みも強かったので…
結果、3月中旬に元の病院で手術を受けました。
温存術でしたが、しっかりマージンは取っていただけました。
病理の結果は紡錘細胞がん。
大きさは7.8センチとの事でした。
病理のセカンドオピニオンを受けましたが結果は同じでした。
来月から、抗がん剤治療が始まります。
FEC100を
3週間に1度、6回の予定です。
そこで質問ですが、抗がん剤治療が終わったあとは経過観察しかないと言われました。
他の治療方法は無いのでしょうか?
10年再発率は30%と言われましたが、再発した場合治療方法はどうなるのでしょう。
まだ若く、これからの事がとても心配です。
詳しい情報がないのですが、先生のお考えを聞きたいと思います。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
19歳で「紡錘細胞癌」ですか。
お気持ちお察しします。
「FEC100を3週間に1度、6回の予定です。そこで質問ですが、抗がん剤治療が終わったあとは経過観察しかないと言われました。他の治療方法は無いのでしょうか?」
⇒タキサンを使うかどうかです。
温存術だから、「術後照射」についても相談が必要です。
紡錘細胞癌ではエビデンスは当然ありません。
「10年再発率は30%と言われましたが、再発した場合治療方法はどうなるのでしょう。」
⇒その場合は、「違う種類の抗ガン剤」を用いるしかありません。