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石灰化 悪性について

[管理番号:5508]
性別:女性
年齢:47歳
初めて質問させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
9月(下旬)日に地元の乳腺外科にて、乳腺ドックを受けました。
マンモグラフィーで左胸1時の辺りに石灰化を指摘され、カテゴリー3か、悪ければ4かな…の要精密検査になりました。
エコーでは確認出来なかったので(通常空洞に石灰化が発見される…と先生はおっしゃっていました。こちらの病院では、技師さんがエコーをしていました。)悪性か、良性か自信が無いので無駄な傷を作りたくないから、大きな病院でMRIを取って来てと言われ、その場で予約を取りましたが、家に帰り冷静に考え、ネットで情報収集した所、【乳がんプラザ】に出会い、この時点でのMRI検査に不信感を持ちました。
なので、再検査は、東京にある別のマンモグラフィーのステレオマンモストームの検査と病理検査に自信があるとネットに出ていた病院でする事にしました。
9月(下旬)日にその病院で、マンモグラフィー、エコーの検査をしましたが、やはりマンモグラフィーで石灰化は確認出来るが、エコーでは、確認出来なかったようで(左胸を時間をかけて先生が見ましたが、確認出来なかったようで、何度も舌打ちをされました。)マンモグラフィーでのステレオガイドマンモストームの予約を10月(上旬)日に予約しました。
この状況で田澤先生に質問させてください。
マンモストームの予約の時に、先生から『あなたは98パーセント癌だから』と言われ、採血もその場でされ、『今日採血ですか?』と看護師に言われても『あの人癌だから』とその先生はおっしゃいました。
まだ組織診もしていない状況で、マンモグラフィーの画像で98パーセント癌…と患者に言うほどの場合は、あるのでしょうか?残りの2パーセントは?
と、突然の告知?とも言うこの状況にどうして良いか分からずにいます。
まだ、確定診断どころか、組織診もしていない状況ですが『もし手術をするなら、』とか色々ネットで調べたり、不安な毎日を過ごしています。
その先生は、ネットでも有名で検査、病理結果に正確さに自信があるみたいで、先生が見て癌とほぼ断定しているので、主人は『もうそうだね』と言っています。
不安で押しつぶされそうです。
お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
質問内容にやや解り難いところがありますが…
ただ、地元の乳腺外科で「カテゴリー3か、悪ければ4かな」「悪性か、良性か自信が
無いので」と、そのネット医師の「あなたは98パーセント癌だから」という判断の間
には大きな乖離があるようです。
画像を診ていない私が、判断することはできません。
ただ言えるのは(そのネット医師が正しいのかは別として)「癌だとしても、極めて
微妙な所見(非浸潤癌を推定)」のようです。
☆極めてシンプルに「早期発見早期治療」それだけでいいのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

石灰化 悪性について
性別:女性
年齢:47歳
おはようございます。
先日、石灰化で質問させて頂いたものです。
10月(中旬)日にステレオガイドマンモストームの結果が出て、やはり非浸潤癌の確定診断が出ました。
詳しい内容については教えていただけなく、紹介状をいただき、既に予約されていた大学病院に行く事になりました。
来週よりそちらでMRI、CT、超音波の検査をしてから、今後の治療方針について、主治医の診察があります。
遅くても12月中には手術出来るとの事でしたが、もし全摘の場合、10日位の入院になるようです。
私には1年生の子供がおり、なるべく短期間の入院を希望しています。
乳がんプラザを拝見しておりまして、先生の手術を受けたいとずっと思っておりました。
検査結果、治療方針が出た時に再度質問させて頂きたいとおもいますが、田澤先生の病院で、今、手術をお願いするとしたら、どの位先になりますでしょうか?
又、私の実母は44年前、26歳で乳がんを発症し、30歳の時死去しました。
この遺伝性も私と私の娘に関係があるか気になります。
どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「ステレオガイドマンモストームの結果が出て、やはり非浸潤癌の確定診断」
⇒乳癌だった事は(勿論)歓迎すべきことでは有りませんが…
 (少なくとも地元の病院の医師が)「癌なのかどうか微妙」という程度の状況で見つかった(病変全体でも浸潤が無い可能性が高い)ことには前向きになるべきです。
ただ、非浸潤癌の全摘で10日間の入院というのは…
「入院期間の長さ」というのは単純に「拘束時間の長さ」だけを表しているわけではなく、「手術時間(これは麻酔薬にどれだけ曝されるかということと同義です)」
「術中の出血やリンパ液の量」「(ドレーンを入れるのでしょうから)術後ドレーンから出る出血混じりのリンパ液の量」全ての(身体の)負担を代表していることは知っておいた方がいいでしょう。
「田澤先生の病院で、今、手術をお願いするとしたら、どの位先になりますでしょうか?」
⇒1カ月~1カ月半です。
 
☆葉状腫瘍に限らず、「乳癌も初回治療が重要」ですので、後悔しない様にすべきでしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

石灰化 悪性について
性別:女性
年齢:47歳
乳がんの診断を受けてから、こちらのサイトでいつも勉強させていただいております。
長文になりますが申し訳ないありません。
田澤先生、どうぞよろしくお願いします。
先日、造影MRI、造影CT、超音波検査の結果が出て、主治医による説明がありました。
①マンモストームの結果
推定組織型 DCIS comedo type
所見    DCIS comedo and solid type
石灰化   IHC ER,99% PgR,60% HER2,2+
②造影CTの結果
左乳房A,C領域に各13.7㎜大の造影結節を認め既知の乳がん病変と思われます。
明らかな腋窩リンパ節転移、肝転移、肺転移、骨転移、遠隔転移はありません。
その他腹部臓器に特記する所見はありません。
③造影MRIの結果
左乳房
masses
領域 : A,C
shape : irregular
margin : irregular
腫瘍径 : 1.2cm
internal enhancement : rim enhancement
kinetic curve assessment :
fast→washout
ADC : 0.967×10(-3)㎜2/sec
appearance : irregular lesion:rapid
washout pattern and rim enhancement
Category :5
腫瘤のA,C領域に複数の造影結節を認めmulticentric lesionが疑われます。
この結果、主治医からは手術の方法(2箇所癌が疑われますので幅が5cm程になるので全摘手術を薦めるとのこと)と、同時再建を希望するかも含めて次回診察迄に決めて下さいと言われました。
手術は12月(中旬)日に決まりました。
しかし、私はこちらの病院の体制に不安を持っています。
全摘手術の入院期間も10日ほどとなり、やはり、凄く凄く考えましたが、田澤先生に手術をしていただきたいと強く願っております。
これから11月(中旬)日に術前検査と診察を控えており、
転院するにあたり、手続き、手順を教えていただきたいと思っておりますが、どのようにすればよろしいでしょう。
田澤先生の、『自分の身は自分で守る』『乳がんは初期治療が大事なので後悔しないようにしましょう』
に背中を押されました。
又、いつ頃の手術になりますでしょうか?
どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
まず指摘しなくてはいけないのは、(手術標本で浸潤癌となる可能性は残ってはいるものの)「現時点で非浸潤癌の診断なのにCTを撮影していること」です。
全く無駄な被爆であり、(その検査をすることに)説得力が全くありません。
そんなことでは、「何をすべきか?」を検討せずにベルトコンベア式に検査をしているのでは? と疑問を持たれても仕方がないでしょう。
「転院するにあたり、手続き、手順を教えていただきたいと思っておりますが、どのようにすればよろしいでしょう。」
⇒秘書メールをしてもらえば、案内します。
「いつ頃の手術になりますでしょうか?」
⇒(現在は)手術枠が拡がり「月、金が終日手術日:週10件」となりました。
 おかげで、「1カ月~1カ月半待ち」の状態をキープできています。(以前のように2カ月半という状況は、患者さんにとってストレスだったのは勿論ですが、私にとっても大変な悩みでした)

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