［管理番号:5392］
性別:女性
年齢:53歳
田澤先生
こんにちは。
お疲れ様です。
1年前に先生に質問して以来です。
またお聞きしたく、宜しくお願いします。
2016、9月右温存手術
ステージ1 KI60 リンパ節転移なし グレード3 トリプルネガティヴ
10月よりEC 4クール
2017 1月よりウィークリーパクリタキセル投与
2017 5月より放射線治療16回
月末には終了して無治療となり
経過観察になりました。
この夏、8月より
胸の痒み、謎の手足の湿疹、胸の痛み、胸の熱感と…私は炎症性乳がんになってしまったのかな？と田澤先生に叱られそうですが笑胸の痒みは放射線科で尿素クリームとリンデロン軟膏を頂いて来ました。
手足の湿疹はステロイド軟膏を塗り、アレグラを頂きました。
右側を下にして寝ると痛みで目が覚めてしまいます。
乳腺がとても張ってるようです。
とにかくお乳の痛みが常にある今日この頃です。
これらは放射線治療の置き土産でしょうか？
来月は術後1年検査フルコースを
控えておりますが、心配要素ばかりです。
田澤先生
術後1年で三大治療をしたのにまた再発してしまったのでしょうか？
抗ガン剤は効かなかったのでしょうか？
トリプルネガティヴから、炎症性乳がんになってしまったのでしょうか？
背中手足の痒みがあり、乳がんが再発して湿疹も出ているのではないか？と素人判断してしまっております。
9月の検査結果待てずに…すみません。
田澤先生のご意見をお聞かせください。
宜しくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
炎症性乳がんは「もしかして、炎症性乳がん？」などと「迷っている時点」でその可能性は消えます。
　つまり、本物の炎症性乳がんは『誰がどう見ても（迷うことなく）これは只事では無い！』と確信するからです。
「炎症性乳がんになってしまったのでしょうか？」
⇒ありえません。
　事実は…
　放射線治療により「汗腺がダメージをうけて汗をかかない＝放熱できないため（特に夏場は）熱がこもって赤くなる」だけの話です。
　♯ちなみに、放射線による感染のダメージは2年程度と言われています。