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再発の可能性

[管理番号:7369]
性別:女性
年齢:39歳
病名:非浸潤乳管癌
症状:術後のリンパの腫れ

いつも参考にさせて頂いています。
ありがとうございます。

2017年11月に左胸非浸潤乳管癌、全摘、その後は無治療です。

その後インプラント入れ替えを去年9月に終えました。

半年毎のエコー、マンモをしています。

昨日2回目の検診にいったところ、エコーで術側のリンパの腫れを指摘され、胸の真ん中あたりのリンパが腫れている、こんなところ腫れないはずなんだけど、再発かもしれないからCT検査をするようにと血液検査もされました。

CT検査は来週です。

医師はマンモの指導医もされてあるような経験が多い男性医師で、深刻な様子で言われたのでとても不安な気持ちです。

来週まで気持ちが持たず、こちらで質問させてください。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

非浸潤癌で全摘は根治です。
「根治だから、再発はない筈」まずは、この発想から始まります。

(それを承知の上の筈の)その医師が「再発かもしれない」と言っているわけだか
ら、その(リンパ節の)画像所見が余程気になるのだと想像します。(実際にみていないので「想像するしかない」のですが…)

「胸の真ん中あたりのリンパ」
→これは、どこのリンパ節をいっているのでしょうか?
 レベル2のことかな?

「こんなところ腫れないはずなんだけど」
→もしもレベル2リンパ節が(本当に)腫れているとしたら…

 ★レベル1であれば、転移以外でもいろいろな原因(「術後」の反応性、「アトピーやリウマチ」の反応性など)で腫れるのですが、レベル2はそう簡単に腫れないのです。

「再発かもしれないからCT検査をするようにと血液検査」
→その発想には賛成しません。

 まずはそのリンパ節への「細胞診」が最初です。(万が一、細胞診で悪性ならば、そこで初めてCTや腫瘍マーカーを測定すべきだと思います)