乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:4599]
性別:女性
年齢:42歳
いつも拝見しております。
宜しくお願い致します。
42歳、女性。
2月に右胸、全摘で、一時再建でエキスパンダーを挿入して手術が終わったと一安心してましたが、先日、病理検査の結果を聞いてショックを受けております。
ER90%以上陽性、PR40%~50%陽性、HER2 8.08陽性
ki67 20%
腫瘍径15mm.浸潤径3.8mm
格と組織グレード2
リンパ節に一個、静脈侵襲は無し
g,1y1,v0,pT1miと診断に書いてありました。
主治医の先生はT1aNOMO stage 1
とおっしゃいました。
100%完治は無理ともおっしゃいました。
術後療法で
TC4回同時にハーセプチン17回
3週毎、TC終了後ホルモン療法がいいと説明を受けました。
抗ガン剤は副作用が怖いのでやりたくないのが本音ですが、全てやった方がいいでしょうか?
ホルモン療法だけはダメでしょうか?
ホルモン療法だけと、TC+ハーセプチン+ホルモン療法と全てやった時のそれぞれの10年再発率はどれくらいになるのでしょうか?後、幼少の時、心臓の手術をしております。
心臓検査でTC+ハーセプチンが出来ない場合どのような方法があるのでしょうか?
その時の再発率はどれくらいなのでしょうか?
お忙しいところ、いろいろな質問申し訳ありませんが、田澤先生のご意見をお聞かせ頂きたいので、宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
冒頭に「病理検査の結果を聞いてショックを受けております」と記載がありますが、
何か勘違いされているようです。
担当医の「100%完治は無理ともおっしゃいました」という内容ですが、(「おそらく」というよりは「確実に」)勘違いです。
(癌である以上)「100%完治とは言えない(再発のリスクはゼロでは無い)」という意味であって「完治する事は100%無い」と言う意味では全くありません。
○実際に「質問者は浸潤径3.8mm」なのだから、「再発超低リスク」となります。
 このレベルとなると「再発率のデータ」など存在しません。
 サブタイプなど「気にする必要は全く無」です。
○因みにNCCNのガイドラインでは「術後内分泌療法を考慮」にとどまっており、
そもそも「抗HER2療法の適応外(化学療法もハーセプチンも使わないということ)」となります。
「術後療法でTC4回同時にハーセプチン17回3週毎、TC終了後ホルモン療法がいいと説明を受けました。」
⇒適応外です。
 浸潤径3.8mmでは通常「抗HER2療法」は行いません。
 ♯NCCNのガイドラインは上記
「抗ガン剤は副作用が怖いのでやりたくないのが本音ですが、全てやった方がいいでしょうか?」
⇒不要です。
「ホルモン療法だけはダメでしょうか?」
⇒勿論いいです。
 ただし、「浸潤径3.8mm」だとホルモン療法も(私なら)勧めません。(無治療です)
「ホルモン療法だけと、TC+ハーセプチン+ホルモン療法と全てやった時のそれぞれの10年再発率はどれくらいになるのでしょうか?後、幼少の時、心臓の手術をしております。」
⇒冒頭に記載したように…
 このレベル(再発超低リスク)でのデータなど存在しません。(無治療でも再発することは殆どないでしょう)
「心臓検査でTC+ハーセプチンが出来ない場合どのような方法があるのでしょうか?その時の再発率はどれくらいなのでしょうか?」
⇒上記通りです。
 そもそも「抗HER2療法の適応外」となります。





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