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浸潤性乳管癌から浸潤性小葉癌に。

[管理番号:13433]
性別:女性
年齢:41歳
病名:
症状:
投稿日:2026年02月07日

こんにちは。

昨年11月に針生検の結果、右乳房の浸潤性乳管癌との診断を受けました。
9㎜でステージ1
ER、PgR共に中等度陽性
HER2 陰性
ki67 10%
でした。

今年1月に部分切除を行いました。
リンパへの転移はありませんでした。

先日病理の結果が出ましたが、浸潤性小葉癌へと変わっていました。

浸潤径10㎜ですが、その周りの乳管内に癌細胞が這っており、全体の広がりは42㎜との事でした。

浸潤部は取り切れているものの、2つの検体の辺縁まで非浸潤癌が見られ、断端陽性となりました。
それ以外でも切除縁の極近くまで非浸潤癌が見られる箇所があるとの事です。

明らかな静脈侵襲、リンパ管侵襲はありませんでした。

核グレード1、組織学的グレード2です。

今後の治療として、断端陽性の所見があるので放射線照射の回数を5回ほど増やし、ホルモン療法を行います。との説明でした。
(来週放射線科に行き、回数を決めます)

悪性度は低めで腫瘍径も小さく、予後自体は良好と予想されますが、小葉癌であったこと(小葉癌はとびとびで浸潤巣を作ることがある)や乳管内に這っている所見(局所再発や乳癌がやや出来やすい傾向)があったためホルモン療法を行いながら半年に一度、乳房検査を行います。との事でした。

非浸潤部ですが、非浸潤性小葉癌の可能性が高いけど、非浸潤性乳管癌との判別が付けられなかった。とも仰っていました。

先生のご意見を教えてください。

①非浸潤部分の取り残しは再手術しなくて大丈夫なのでしょうか?
主治医の先生は、非浸潤性小葉癌に対しての再手術は少しやりすぎとの考え方が最近だとあるんです。と仰っていました。

②急な展開で動揺していますが、小葉癌との事でしたので、全切除を考えた方が良いのでしょうか?

③先生でしたら今後の治療はどのように行いますか?

④病理の判断がつかないという事はよくあるのでしょうか?

お忙しいところ申し訳ないですが、教えて頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

①非浸潤部分の取り残しは再手術しなくて大丈夫なのでしょうか?
→断端陽性は乳房内再発のリスクを明らかに上昇させるので再手術は提案されるべきと思います。

②急な展開で動揺していますが、小葉癌との事でしたので、全切除を考えた方が良いのでしょうか?
→小葉癌だから…
という必要はありませんが、「浸潤部は取り切れているものの、2つの検体の辺縁まで非浸潤癌が見られ、断端陽性となりました。
それ以外でも切除縁の極近くまで非浸潤癌が見られる箇所がある」というのが、現実的に「追加部分切除しきれない」のであれば全摘の選択はありです。

③先生でしたら今後の治療はどのように行いますか?
→上記の通り。再手術 再温存なのか全摘なのか?は病理マップ次第と言えます。

④病理の判断がつかないという事はよくあるのでしょうか?
→E-cadherinで区別がつくと思います。

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(回答が公開されてから2週間後)
2026/2/26
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