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転移後の治療

[管理番号:13352]
性別:女性
年齢:52
病名:浸潤性乳がん
症状:肝臓転移
投稿日:2026年01月05日

右胸ステージ3Aで全摘後、標準治療を受け2年間ベージニオを服用しましたが直後に肝臓転移が見つかリました。
ガイドラインにのっとった延命治療ではなく、私に合った積極的な治療をしてくださる先生を探しています。
今の状況では厳しいでしょうか?

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

根治を目指すうえで重要なのはその「遠隔転移の状況①」と「薬剤の選択と(その)反応性(効果)」影響します。

質問者の場合には
① 肝転移の程度 複数なのか?大きさは?
② 「標準治療を受け2年間ベージニオ」という記載からほぼ断定できるのは、
 1.「luminal typeである」こと(HER2はゼロもしくは低発現である)
 2.Anthracycline, taxane(docetaxel or paclitaxel 若干docetaxelである可能性が高い)既往である。

①は単発であれば「肝転移への局所治療として手術もしくは低位照射(手術であれば再発腫瘍のsubtype確認も兼ねる)」の可能性が出てきます。
また薬物療法は②からすれば、
1.(HER2がゼロでなくて低発現ならば)trasutuzumab deruxtecanの適応あり
2.(taxaneとしてdocetaxelが既治療ならば特に)bevacizumab/paclitaxelに大いに期待できる
3.Datopotamab deruxtecan
4.Eribulinやanthracycline(anthracyclene既往だと思いますが、rechallengeもあります)

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2026/1/22
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