[管理番号:13273]
性別:女性
年齢:29
病名:
症状:
投稿日:2025年12月02日
いつも拝見させていただいております。
トリプルネガティブ BRCA1陽性
鎖骨上リンパ節転移ありのステージⅢC
遠隔転移はなし
原発巣 約5cm、腋窩リンパ節約5cm
それから術前抗がん剤を
パクリタキセル(週1)、カルボプラチン(週1)、キイトルーダを4クール
(カルボプラチンでアナフィラキシーが出てしまい、残り2週が中断)
AC療法、キイトルーダを4クール
行いました。
術前の画像評価では、腋窩リンパ節は2cmしこりが残っておりそこは中に少しがん細胞が残っていそうとのこと、原発巣は跡が残っている程度、鎖骨上リンパ節は丸い形が消えモヤモヤ程度だと説明をうけました。
その後手術をして、両胸全摘、リンパ節をレベル3(大胸筋裏までと言われた)まで郭靖しました。
術後の病理結果は、完全奏効、治療効果グレードは3とのことでした。
腋窩リンパ節の残っていた2cmにもがん細胞が見つからなかったとのことでした。
①腋窩リンパ節に2cmもしこりが残っていたのにがん細胞が残っていなかったということは有り得るのでしょうか。
②レベル3まで郭靖してもらいましたが、手が加えられない鎖骨上リンパ節が心配です。元々針を刺して検査をする位大きかった為、不安です。術後はまずキイトルーダを9クールやった後放射線と言われました。遺伝性だったのでオラパリブも飲みたいのですがそれはやるにしても放射線の後とのことです。大丈夫でしょうか。
③リンパの転移個数などが分からないのですが、今後の再発率はどのくらいか教えていただきたいです。ステージⅢCでも再発することなく完治することはできるのでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
正直な感想ですが…
「術前抗がん剤ありき」で、中途半端な手術をするより、きちんと手術をして「やるべき抗がん剤をする」方が100倍くらいは安心できます。
①腋窩リンパ節に2cmもしこりが残っていたのにがん細胞が残っていなかったということは有り得るのでしょうか。
→さすがに病理診断を疑う必要はありません。
②レベル3まで郭靖してもらいましたが、手が加えられない鎖骨上リンパ節が心配です。元々針を刺して検査をする位大きかった為、不安です。術後はまずキイトルーダを9クールやった後放射線と言われました。遺伝性だったのでオラパリブも飲みたいのですがそれはやるにしても放射線の後とのことです。大丈夫でしょうか。
→本来は手術して摘出すべきです。
③リンパの転移個数などが分からないのですが、今後の再発率はどのくらいか教えていただきたいです。
→術前抗がん剤をしているのでそれは不明です。
ステージⅢCでも再発することなく完治することはできるのでしょうか。
→冷静に考えてください。
再発率100%という数字があり得ると思いますか?
ステージⅢでも無再発生存は70%以上はあります。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/26
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