[管理番号:13104]
性別:女性
年齢:52
病名:乳がん
症状:脇のしこりは繋がり、胸のしこりは6センチ程になっている。
投稿日:2025年09月28日
2025/8/(上旬)に脇に6センチと3センチ胸に3センチのしこりに気づく。
8/(上旬)に生検、造影剤ありCT、造影剤ありMRI、血液検査を行う。
リンバ種の可能性などと言われましたが、9/(下旬)に乳がんと診断。
未分化乳がんと言われました。
ホルモン受容体 エストロゲン陰性
プロゲステロン陰性
HER2 免疫染色体0~1
過剰発現なし
治療方針は
キイトルーダ3w毎×4
パクリタキセル、カルボプラチン 毎週2h×12
↓
キイトルーダ、アドリアシン、エンドキサン3w毎×4
↓
手術
↓
キイトルーダ3w毎×9回
先生の見解をお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
先生の見解をお願いします。
→トリプルネガティブで術前抗がん剤一択(しかもpembrolizumab)の流れは「嘆いても」仕方がありませんが…
やはり外科医として気になるのは「術前抗がん剤が必ず効くとは限らない=進行して手術不能となるリスク」の方です。
現時点で手術可能なのであれば、やはり手術をすることが「最大のリスク回避」だと率直に思います。
それと、(pembrolizumab regimenについてもう一つ言えば)その「免疫関連有害事象(例えば間質性肺炎や自己免疫性肝炎)」により「抗がん剤も手術もできないダメージ」を追うリスクがあります。
全てのリスクを提示されたうえでの「術前抗がん剤(特にpembrolizumab regimen)」だといいのですが…
♯実際にはそのリスクに言及はせずに(さりげなく)書類を渡すだけのことが多い
ような…
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/10/15
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