[管理番号:12299]
性別:女性
年齢:43
病名:左胸乳がん
症状:
投稿日:2024年12月07日
お忙しいところ失礼します。
7月に左胸に乳がんが見つかり、検査の結果、サブタイプはトリプルネガティブ、遺伝性はなしとわかりました。
ki67は80-90、hgは2でした。
癌の塊?が複数個ありましたが、それぞれは2cm以下でした。
11月の半ばに術前抗がん剤治療、AC療法2週間おきで4クール+パクリタキセル2週間おきで4クールのメニューを終了し、先日術式の相談に行ってきました。
MRIやエコーでももうほぼ癌は消えているのですが、薄っすらと燃えかすのようなものが見えるとのことで、やはり全摘が良いのではということになりました。
私ももし癌が残っていて、知らない間に転移が広がってしまうよりは、潔く全摘をしたほうが良いと思ったのですが、やはりそれが最適なのでしょうか。
またリンパ節への転移は、発見当初から、ない、と言われておりますが、手術中に念の為センチネルリンパ節生検をするそうです。
病理診断の結果次第ですが、
手術のあとは追加の治療はなく経過観察になるだろうとのことでした。
恐れ入りますが、先生のご意見をお伺いできればと思います。
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
私ももし癌が残っていて、知らない間に転移が広がってしまうよりは、潔く全摘をしたほうが良いと思ったのですが、やはりそれが最適なのでしょうか。
⇒それでは(そもそも)「何のための術前抗がん剤?」となります。
♯そもそも術前抗がん剤は「小さくして温存するため」に存在しているので。
ただ(そもそも、主治医に「トリプルネガティブだから」という意味不明な理由で術前に行っただけであり、「小さくして温存したい」と思っていたわけで無いのであれば)無論、「乳房を残したいのか?」という、「自分への問いかけ」で決めましょう。
またリンパ節への転移は、発見当初から、ない、と言われておりますが、手術中に念の為センチネルリンパ節生検をするそうです。
⇒これは当然です。
病理診断の結果次第ですが、
手術のあとは追加の治療はなく経過観察になるだろうとのことでした。
⇒anthracycline+taxaneをやったのだから術後補助療法は不要です。
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(回答が公開されてから2週間後)
2024/12/24
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