[管理番号:12286]
性別:女性
年齢:46
病名:浸潤性小葉癌
症状:
投稿日:2024年12月01日
いつも拝読し、本当に多くの事を学ばせていただいています
浸潤性小葉癌で左乳房全摘術を受けました
病理結果
LT:C
浸潤径80×78×20mm
pT3
ER+ PgR+ HER-2 –
MIB-1 16%
INFγ,gf,ly1,v0
NO:SLN 0/3
不連続性にみえる部分もあるが、連続して腫瘍が認められたため長径はスライスの合計とした
切り取った乳腺?脂肪?の切断最後数mmのスライス部分まで小葉癌が散らばってみられるとありました。
断端陽性とも陰性とも記入はなく、正直断端陽性だったのではと思っていますが、主治医からは取りきれているし小葉癌の局所再発は見たことがない、と言われました。
80mmという大きさと、脈管侵襲があるため、タモキシフェンに加えてTS-1を処方されました。僅かでも予防になるならと服用を開始しましたが、TS-1の副作用に耐えられず、服用を中止したいと思っています。
そこで、ご質問ですが
切り取ったところにまだ癌細胞があるなら、その先にもと考えてしまいます。
全摘をしたなら、たとえ断端が陽性であってもさらに大きく取ればがん細胞が残っている可能性はほぼなくなるとの事でしたが、私の手術においては大きく切り取ったとは聞いていません。
小葉癌の性質上、脂肪までの浸潤となり皮膚浸潤などの可能性がなくなるのでしょうか?しっかり取り切れている、と安心して良いのでしょうか?
万が一、再発となる場合、小葉癌も皮下などに塊ができてきますか?それともリンパ節腫脹でしょうか?
とにかく、再発や転移が不安で仕方ありません。できるだけ早期に発見するためには、どのように気をつけていたら良いでしょうか?
私のような場合、先生はどのような治療方針になさいますか?
抗がん剤は必要でしょうか?
タモキシフェン単独での10年生存率と無病率はどの程度でしょうか?
ご教授いただけますと有り難いです。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
私のような場合、先生はどのような治療方針になさいますか?
⇒無論全摘なのだから、再手術をする理由がありません。
抗がん剤は必要でしょうか?
タモキシフェン単独での10年生存率と無病率はどの程度でしょうか?
⇒何故、OncotypeDXしていないのですか?(それをすれば、上記2つの疑問が解けますよ。是非お勧めします。)
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(回答が公開されてから2週間後)
2024/12/20
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