[管理番号:12184]
性別:女性
年齢:54
病名:非浸潤性乳がん
症状:
投稿日:2024年10月28日
癌の可能性があると聞いてから、先生のホームページでいろいろと勉強させていただいています。
今回私もどうしても質問させていただきたいことがでてきまし。お忙しいところ的外れのことを聞いていたらすみません。
8月末、人間ドックの結果、区域性石灰化カテゴリー3で、要精密検査となりました。
すぐに近くの乳腺外科に行き、マンモグラフィ、エコーでじっくり見ていただきました。やはり区域性の石灰化であること、しこりなどはないが、去年の検診でなかったものが1年で出来たというのも気になる。はっきりさせるためにもマンモトームを勧めると言われ、大きな総合病院を紹介してもらいました。
次の病院でも、技師の方がエコー、マンモグラフィをしてくださり、その結果を担当医がじっくり見て、最初の先生と同じで気になるのでマンモトーム生検をしましょうとなりました。同時に6割の確率で乳がんだと思いますとも言われました。
10月初めの検査から約2週間後、やはり非浸潤癌と診断されました。ただ、詳しいことは手術後にしかわからないこと、MRIなどの検査の結果で全摘か部分摘出か決めましょうとなっています。ここからなんですが、マンモトーム生検を受けてから、気にしていたからか、乳輪にしこりのようなものを初めて見つけました。マンモトームの影響かとも思ったのですが、場所が全く離れています。マンモトームの傷口、石灰化も私は左上部です。しこりは乳輪の右側になります。
気になっていたので、告知されたときに最後に先生に聞くと、じゃあちょっと見ましょうと言われ、触診していただいて、あっあるね。エコーもしてみようと言われ、その結果、嚢胞の中に血流?らしきものもあるし、広がっているかもしれないとの返答でした。それ以上は何の説明もなかったのですが、だんだん気になってきました。
①今回、乳輪のしこりが悪性だったとして、石灰化の部分が広がったものと考えられるのでしょうか。左上部の石灰化と乳輪右のしこりが同じ乳管なのかと疑問を持ちました。
②人間ドックを含め、3回のエコー、マンモを受けているのに、乳輪のしこりが見落とされていたということはあるのでしょうか。それとも、マンモトーム検査に反応した、もしくは新たに育ったものと考えた方がいいのでしょうか。
説明がわかりづらくてすみません。ただ、非浸潤癌ならと安心したのも束の間、もしかすると別の癌が見つかったのかと不安になってきて、思い切って先生にお聞きしたいと思いました。
素人の的外れの質問なら本当にすみません。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
①今回、乳輪のしこりが悪性だったとして、石灰化の部分が広がったものと考えられるのでしょうか。左上部の石灰化と乳輪右のしこりが同じ乳管なのかと疑問を持ちました。
⇒仮定の話では仕方がないですが…
もしも「癌だった」場合には、当然(たまたま同時よりは)確率的に同じ乳管と考えます。
②人間ドックを含め、3回のエコー、マンモを受けているのに、乳輪のしこりが見落とされていたということはあるのでしょうか。それとも、マンモトーム検査に反応した、もしくは新たに育ったものと考えた方がいいのでしょうか。
⇒無論、単なる「見逃し」とも考えられますが…
ただ手懸りは「嚢胞の中に血流」という記載です。
「嚢胞」はワザワザ所見と取らないので(嚢胞は正常乳管が詰まって液体が貯まっただけのものであり腫瘍ではないため)無視されていただけかもしれませんね。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/21
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