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術前化学療法

[管理番号:11941]
性別:女性
年齢:48歳
病名:
症状:
投稿日:2024年07月31日

こんにちは。
疑いが出てからこちらのサイトを見させていただいてます。

7月(下旬)日に、浸潤性乳管癌の診断を受けました。
しこりが6センチ程あり、今タイプの検査の結果待ちです。
タイプがわかり次第、術前に6ヶ月科学療法だと言われました。
先に手術を、と聞いてみましたが、これはどこの病院に行っても、先に化学療法が普通だよ、と言われてしまい。
遠方なのですが、田澤先生に手術をお願いすることは、できませんでしょうか。
あるいは、しこりが大きいので、先に化学療法をした方が良いのでしょうか。
皮膚に変色などは、ありません。
(上旬)日に検査結果を聞きに行くのですが、どうしたら良いかわからず、相談させていただきました。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「腫瘍が大きいから」とか「リンパ節転移があるから」などを理由として術前抗がん剤をゴリ押しする根拠は全くありません。

⇒質問者がご理解されているように「広範な皮膚所見」がある場合には「手術不能として先に抗癌剤が必要」となりますが、質問者のように「皮膚に変色などは、ありません。」という状況であれば何ら問題なく手術先行でいいのです。
それを「患者さんの希望を無視」してまで術前抗がん剤をゴリ押しすること自体全くナンセンスです。
★抗癌剤は術前に行っても術後に行っても予後は同じである一方で、「抗癌剤が効かない場合には、(進行して)手術不能となるリスクがある」のです。
トリプルネガティブの場合のpembrolizumabやHER2タイプの場合のT-DM1
(pCRとならなかった場合)が(再発ではない)「術前術後の抗癌剤として適切
か?」も考慮すべきと思います。(余程の高リスクでも無い限り「過剰」と考えることもできます)

遠方なのですが、田澤先生に手術をお願いすることは、できませんでしょうか。
⇒無論できます。
 手術相談メールしてもらえば案内します。

「江戸川病院での手術」はこちら。

「手術相談」メールはこちら。

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2024/8/8
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