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オンコタイプDXと断端陽性

[管理番号:11924]
性別:女性
年齢:44
病名:浸潤性乳管がん
症状:温存手術後、1ヶ月経過
投稿日:2024年07月20日

3月末に浸潤性乳管がんの診断をうけ、6月中旬に温存手術とセンチネルリンパ生検(郭清なし)をうけました。
以下が病理結果です。

??浸潤径12mm
??ER 陽性
 PgR 陽性
??HER2 2+(追加検査中)
??核グレード 2
??組織学的グレード Ⅱ
??Ki67 10%
??リンパ節転移(1/3)4mm
??断端陽性 ごく一部に乳管内の病変が断端に見られる→放射線治療推奨

質問1
HER2が陰性の場合、オンコタイプDXを希望し、その結果に従うつもりだったのですが、主治医はHER2陰性でもオンコの適応ケースではない。リンパの転移がある閉経前という理由で、抗がん剤を推奨すると言います。
私にとって、上記の結果だけでは抗がん剤を検討するに充分ではないし、オンコタイプの適応だと思ったこですが、思い違いでしょうか? 

質問2
先生の場合、断端陽性のケースでは基本的に追加手術を勧められていると思うのですが、例外なくでしょうか?(例外とは例えばほんの僅かに乳管内のみ、術部を焼いているなど)
また、江戸川病院では、再温存手術のタイミングで転院の受け入れはされていますか?(方向がわかるように術部にクリップは付いています)

主治医との信頼関係が構築できず、転院を視野に入れて質問をさせていただきました。
宜しくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

質問1
HER2が陰性の場合、オンコタイプDXを希望し、その結果に従うつもりだったのです
が、主治医はHER2陰性でもオンコの適応ケースではない。リンパの転移がある閉経前
という理由で、抗がん剤を推奨すると言います。

⇒100%誤り!!
 いまだに「そんなこと」いう医師がいること自体信じられません!

私にとって、上記の結果だけでは抗がん剤を検討するに充分ではないし、オンコタイプの適応だと思ったこですが、思い違いでしょうか? 
⇒質問者が100%正しい。

質問2
先生の場合、断端陽性のケースでは基本的に追加手術を勧められていると思うのですが、例外なくでしょうか?(例外とは例えばほんの僅かに乳管内のみ、術部を焼いているなど)

⇒乳房内再発のリスク因子なのだから再切除を推奨しています。

また、江戸川病院では、再温存手術のタイミングで転院の受け入れはされていますか?(方向がわかるように術部にクリップは付いています)
⇒しています。

# (明らかに乳がんプラザをしているからだと思いますが)他院での術後再手術は(他院に比べると)信じられない程多いですよ。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/7/29
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