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母の乳がんと遺伝について

[管理番号:11702]
性別:女性
年齢:82
病名:乳がん
症状:
投稿日:2024年03月30日

母(82歳)の両胸に乳がんが見つかりました。
左胸がルミナールB/ステージ1/グレード2、右胸がトリプルネガティブ/ステージ2A/グレード3で、2月の検査では今のところリンパ等への転移は見られないとのこと。
年齢と既往歴(心筋梗塞や末梢神経障害、軽度な糖尿等)から抗がん剤の使用は難しいとのことで、来週両胸全摘の手術予定となります。その後、左胸はホルモン療法とのことです。

全摘の手術に耐えられるかも不安ではあるのですが、抗がん剤の使用が出来ない、手術も難しいとなると右胸に対して無治療となるので選択肢がありませんでした。
また、先生からは手術に際して禁煙を必須にされたのですがですが、何度言ってもやめないので、更に手術のリスクが上がってるのではと不安です。
このような高齢持病持ちが手術前に喫煙してる場合、かなり手術のリスクが上がるのでしょうか?
また、全摘後に抗がん剤治療が出来ないとなると、再発から余命までどのくらい厳しくなってしまうのでしょうか。

それと、、
トリプルネガティブの乳がんや両胸(2個以上の原発)の乳がんは遺伝性の事が多いと知り、自分もなるのではと不安です。。母方は祖母が若くして亡くなり(癌かは不明)、他、父方含め親族との交流がないので家族歴が分かりません。母の主治医には母の乳がん発症の年齢が80代だし、そんなに心配しなくてもと言われ、母の遺伝子検査もしなくてもとのことだったのですが、母の乳がんタイプから遺伝性の可能性は高いでしょうか。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

全摘の手術に耐えられるかも不安ではある
⇒年齢的には「全く」そんなことはありませんよ。90歳代でも普通に手術してますが「全く」問題ないですよ。
手術は「最も楽な治療」です。

手術に際して禁煙を必須にされた
⇒麻酔科医から「喫煙しているのなら麻酔かけません」と言われるので、手術までの短期間だけでも禁煙は必須です。

更に手術のリスクが上がってるのではと不安
⇒手術を心配する必要葉「全く」ありません。

このような高齢持病持ちが手術前に喫煙してる場合、かなり手術のリスクが上がるのでしょうか?
⇒上記の通り、考えすぎです。

また、全摘後に抗がん剤治療が出来ないとなると、再発から余命までどのくらい厳しくなってしまうのでしょうか。
⇒これも考えすぎ
年齢的には寧ろ平均余病まで再発しない確率が高いと思います。

それと、、
トリプルネガティブの乳がんや両胸(2個以上の原発)の乳がんは遺伝性の事が多いと知り、自分もなるのではと不安です。。母方は祖母が若くして亡くなり(癌かは不明)、他、父方含め親族との交流がないので家族歴が分かりません。母の主治医には母の乳がん発症の年齢が80代だし、そんなに心配しなくてもと言われ、母の遺伝子検査もしなくてもとのことだったのですが、母の乳がんタイプから遺伝性の可能性は高いでしょうか。

⇒私も「主治医と同じ意見」です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/4/10
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