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結果違い

[管理番号:11674]
性別:女性
年齢:41歳
病名:乳がん疑い
症状:乳腺エコーでひっかかる
投稿日:2024年03月18日

お忙しい中質問宜しくお願いします。

仕事場の乳がん検査で、エコーでひっかかり、マンモグラフィ検査も受けましたが、
特に目立つ所見はなかったのですが、念の為エコーで引っかかったところを検査しました。
その時、クラスⅤが出ました,その後、ほぼ乳がんである事、そして、乳がんの種類を調べる為に組織検査を受けましたが、結果が陰性でした。その時の診断書です。

【コメント】
臨床所見・希望事項:みぎA10mm腫瘤より細胞診施行しました
判定
Class V

【細胞所見】
右乳腺A領域からの穿刺吸引とその洗浄液にて、Pap染色6枚とギムザ染色2枚を作製し、検鏡しました。
血性背景に、多数の乳頭状集塊が認められます。これらの細胞集塊は比較的大型で、
核形不整、明瞭な小型核小体も認められ、核極性の乱れや集塊辺縁のほつれや不規則重積を認めます。集内にはギムザ染色でメタクロマジーを呈する粘液球様物質も散見されます。細胞学的にはPcVとし乳管癌、を疑います。組織学的精査をお願いします。
そこで、組織検査をしました。
結果は、
見・希望事項みぎAB領域10*6*10mm境界明瞭円腫瘤(FNA:classVの診断)
を行しました。組織診断、悪性の場合ははERPeR,HER2.Ki87も併せて評価お願いいたします 検体4個、容器数4個

【病理組織学的診断】
部位:右乳腺A
1-4, CNB, jadequate, right breast (A)
No malignant tissue (see description)

【所見】
1-4.4本の乳腺組織が採取されています。一部の乳管内皮に腺腔状の増生像を認めます。この上皮は、ER, PeR, E-cadherin, CK5/6ではまだら状に陽性を呈し、
aSMA,CD10,p63染色ではれも2相性を呈します。Ki-67 labeling index 1%程度です。
以上の所見から明らかな悪性所見は認めず、採取された検体からはFibroadenoma等の良性の多疑います。
細胞診も再度評価させていただきますが、念のため引き続きFollow upください。
との結果でした。

この結果に担当医も病理部に色々と意見してくださったようで、最初の細胞診での結果は、他の病理部の人が見たらⅢbとつけると仰ってたそうです。
組織検査の結果は、4人中4人が陰性と判断したそうです。
そこで、他の病院?に細胞診を再検査してもらい、Ⅲbとならば、様子観察で良いだろうとの事でした。もし、違う場合、もう少し深く検査(組織検査)をしましょうと言われました。
クラスⅤがついた場合、ほぼ乳がんである事だったのですが、セカンドオピニオンに行った方が良いでしょうか?
似た質問もあったのですが、お忙しい所大変申し訳ありませんが、ご回答宜しくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

他の病院?に細胞診を再検査してもらい、Ⅲbとならば、様子観察で良いだろうとの事でした
⇒論点がおかしい。

これは「組織診は正確(きちんと採れている)なので、組織診を再検査する必要はない」を前提としていますよね?
あくまでも「(最初の)細胞診が過剰評価された」⇒(再度行い)良性であればよい
という論点になっています。

それは危ない。
私だったらMMTEして100%組織診で確定診断とします。

「江戸川病院・メディカルプラザ市川駅での診断(MMTE)」はこちら。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/3/26
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質問者様から 【質問2】

乳がん疑い
性別:女性
年齢:41歳
病名:乳がん疑い
症状:乳がん疑い
投稿日:2024年03月27日

こんにちは。
以前質問させて頂きました。
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
乳がん検査で、細胞診で一度クラスⅤが出て、組織診で陰性。
他病院に組織検査を出したら、
一部悪性が見られるものの、陰性である。Ⅲbとなり、全体的にみて、経過観察で良いとの事でしたが、担当医から、不信感があると思うので、他の病院紹介します。
そこで、もう一段かい太い針での検査をしてもらい、納得した方が良いとの事で、違う病院に行く事になりました。

そこで、質問なのですが、
細胞診の中で

一部悪性は認めるが陰性

とは、よくある事でしょうか?
無知で申し訳ありません。
宜しくお願いします。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

シンプルに…
100%組織診をしてもらうことが唯一の解決です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/4/8
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