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2年検診で転移?

[管理番号:11548]
性別:女性
年齢:30
病名:乳がんステージIIB
症状:
投稿日:2024年01月19日

こんばんは。
とても勉強になる田澤先生のブログを発見して、
毎日寝る時間も惜しいです ( ;゜?゜)

私は2年前に、左乳房に何個か連なったしこりを
発見し 受診したところ、乳がんと分かりました。
その連なったしこりの中で1番大きいのが2.4cm
リンパ節転移無しでした。
Ki 67 22%
核グレード2
ホルモン受容体陽性 HER2陰性
ステージIIa でした。

乳房全摘出のちTC療法→タモキシフェン内服していましたが、2年検診で虚しく脇リンパ節に
1つしこりが見つかりました。
主治医曰く、前回見落としのしこりだろうとのことでした。

今回、左腋窩郭清術をし、
リンパ節転移4つ
ホルモン受容体陽性 HER2陰性
核グレード2
Ki 67 11%
ステージIIB でした。

治療方針は、
AC療法 パクリタキセル → 放射線治療
→ホルモン治療(皮下注射+内服)
同時に ベージニオ内服 2年 です。

田澤先生でしたら、どういう治療方針を
お持ちでしょうか???
主治医に ベースラインリスクと
リスクリダクション効果を出して貰いました。
72-80-86 です。

田澤先生の治療方針と
ベースラインリスク、リスクリダクション効果をお聞きしたいです。
貴重なお時間をありがとうございます。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

治療方針は、
AC療法 パクリタキセル → 放射線治療
→ホルモン治療(皮下注射+内服)
同時に ベージニオ内服 2年 です。

田澤先生でしたら、どういう治療方針をお持ちでしょうか???
⇒私であれば…

あくまでも局所再発なので「全身療法は患者さんのモチベーション次第」とします。

1.モチベーションが高い方
①抗癌剤としては(術後補助療法としてTCを行っているのだから)当然
anthracyclineが選択されるべきなのでECx4
②その後に放射線(節外浸潤が無くても4個以上なら、するべきでしょう)その後C
DK4/6 inhibitor+hormone therapy(年齢からはtamoxifen+LH-RHagonist)

2.抗癌剤を避けたい場合
上記②のみ

田澤先生の治療方針と
ベースラインリスク、リスクリダクション効果をお聞きしたいです。
⇒局所再発に、そんな考え方はありません。
シンプルに、(自分のモチベーション次第で)やるべきことをやりましょう。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/2/7
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