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全摘後の再発について

[管理番号:10963]
性別:女性
年齢:28
病名:乳がん
症状:
投稿日:2023年3月7日

はじめまして。
現在28歳です。

2022/8月頃から左胸にしこりを発見し、
同年11月頃に乳腺外来受診。
検査後、非浸潤がんと診断あり。
範囲が広範囲の為、2023/1/(下旬)に乳輪乳頭温存乳房全摘術+エキスパンダー挿入手術を受けました。
その後、病理検査の結果、大半は非浸潤がんでしたが、数カ所浸潤がんがありました。
タモキシフェン、リュープリン5年の治療方針で治療が始まったところです。

病理検査結果分かってることは、
病理診断:浸潤がん(浸潤性乳管がん)
大きさ:浸潤径 5mm、占拠径54mm
断端:陽性
悪性度1
リンパ節転移:無
リンパ管侵襲:無
血管侵襲:無
ステージ1 エストロゲン、プロゲステロン陽性
her2陰性
ki67 14.3%

そこで質問なのですが、
①主治医は、病巣は取りきったと言っていますが、私は断端陽性が凄く不安で、追加で切除や、放射線などの治療はしなくてもいいのか疑問です。
ホルモン治療だけで大丈夫でしょうか。

②また、このままホルモン治療だけでいくのであれば断端陽性の部分に局所的にホルモン療法が効くからということでしょうか。

③私の場合は再発率はどのくらいでしょうか。

20代であるため、今後妊娠も考えています。
再発が今、1番心配であるため先生の見解が知りたいです。

お忙しい中だとは思いますがよろしくお願いします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

①主治医は、病巣は取りきったと言っていますが、私は断端陽性が凄く不安で、追加で切除や、放射線などの治療はしなくてもいいのか疑問です。
ホルモン治療だけで大丈夫でしょうか。

⇒手術に関しては執刀医にしか解らないことです。
執刀医が「取りきれていた」と保証するのであれば、それを信用するしかないでしょう。

②また、このままホルモン治療だけでいくのであれば断端陽性の部分に局所的にホルモン療法が効くからということでしょうか。
⇒本来、全身療法である「ホルモン療法」は局所(再発)のためではありません。
 あくまでも全身の(遠隔)再発の予防で行うのです。

断端陽性の為に行うためではありません。

③私の場合は再発率はどのくらいでしょうか。
⇒浸潤径5mmであれば、ほぼ0(根治)です。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/3/17
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