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無治療で大丈夫なのでしょうか

[管理番号:10903]
性別:女性
年齢:51
病名:左乳癌
症状:左乳房全摘後、脇の下や肋骨あたりにビリビリした痛みが続く。乳房切除後疼痛症候群と診断されプレガバリン25mgを朝夕2回服用中。

投稿日:2023年2月3日

初めて質問させていただきます。

よろしくお願い致します。

2022年12月末 左乳房全摘
2023年 1月末 組織検査の結果、経過観察となりました。

手術の結果
・浸潤性乳管癌
・トリプルネガティブ ステージ1
・浸潤径 3mm、2mm 広がり 60mm
・断端 陰性
・リンパ節転移なし
・グレード 2~3  Ki67 27.7%
浸潤径が、5mm以上あれば抗がん剤治療をするが私くらいの浸潤径なら治療してもしなくても再発率は変わらないのでしないのだと言われました。
ですが、無治療で経過観察は、やはり心配です。
本当に術後抗がん剤は、しなくても大丈夫なのでしょうか?

トリプルネガティブは、調べるほど不安になる情報ばかりですが、先生のトリプルネガティブに関する質問への回答は、とても勇気付けられます。

お忙しいでしょうが、ご回答の程よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

脇の下や肋骨あたりにビリビリした痛みが続く。
⇒脇の下は更年期による副乳の痛みでしょうし、肋骨のあたりはモンドールでしょう。

乳房切除後疼痛症候群と診断され
⇒何でもかんでも「○○症候群」と名づけりゃいいわけではありませんね。
 上記のように、きちんと「理由がある」のです。

本当に術後抗がん剤は、しなくても大丈夫なのでしょうか?
⇒その通り。浸潤径5mm以下では抗がん剤はしません。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/2/13
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