[管理番号:10702]
性別:女性
年齢:62
病名:乳がん
症状:
投稿日:2022年11月1日
始めてご質問させていただきます。
こちらの質問を参考にさせていただいております。
たくさんの患者さんを診察しておられます先生にご回答をいただきたくよろしくお願いします。
1月(下旬)日に左乳がんのため、乳房部分切除術、リンパ節生検をおこないました。
手術後の診断
1,大きさ T1(径約1.0センチ)
2,リンパ節転移 N0(0/3) センチネルリンパ節(0/2)
3,遠隔転移(他臓器) M0(-)
病期(ステージ)1
4,断端 (-)
5,ホルモンレセプター ER(+) PGR(+)
(手術前の病理診断 ER90%以上 PGR70%程度)
6,HER2タンパク (-)
(手術前の病理診断 Score 0)
7,グレード(癌の細胞異型)NG1
8,Ki67 10%
9,リンパ管血管浸潤 リンパ管(-)血管(-)
10,補助療法 (放射線療法・ホルモン療法)
ホルモン療法(アリミデックス療法)を2月(上旬)日からアロマターゼ阻害剤ア ナストロゾール錠1mg 1日1錠を服用しています。
放射線治療を3月(中旬)日から4月(下旬)日まで25回実施しました。
「肝機能の血液検査結果について」ご質問させていただきます。
検査月日 4月(上旬)日 6月(中旬)日 10月(上旬)日
総ビリルビン 1.1 0.5 0.7
ALP/IFCC 104 99 204
LD(LDH) 228 171 188
AST(GOT) 19 21 36
ALT(GPT) 10 15 32
コリンエステラーゼ 283 276
r-GTP 26 30 147
「今回の質問」
1、「肝機能検査は主に薬の副作用(ホルモン剤)を調べます」と言われています。
「3か月後の1月下旬にまた検査をします。」と言われました。
今回(10月(上旬)日)の検査結果のALPとr-GTPの結果が基準値よりだいぶ高くなって心配しております。
総合的な判断で3か月後の検査まで様子見で大丈夫なのでしょうか?
2、ALPは主に骨疾患で上昇するようですが、初期の乳がんで術後1年もしないのに転移など考えられるのでしょうか?
ALPの数値がどの程度高値になると骨転移を疑って検査するのでしょうか?骨粗しょう症とかも考えられますか?
3、r-GTPは主に脂肪肝、アルコール性で上昇するようですが、アルコールは飲みませんし、乳がんになってから食生活、運動に注意し体重増加もしていません。
(手術前163cm55㎏ 手術後163cm52㎏)
ほぼ毎日のウォーキングで体脂肪も減りました。)
お忙し中、申し訳ございませんがご回答よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
普通に考えて「ホルモン療法による」薬剤性の肝障害でしょう。 転移を疑う理由は全くありません。
値も大したことないので3か月で十分です。
肝臓のためには「運動と健康的な食生活」です。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/9
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質問者様から 【質問2】
乳がん術後の腋窩のしこりについて
性別:女性
年齢:62
病名:乳がん
症状:腋窩のしこり
投稿日:2022年11月17日
先日はご回答いただきありがとうございました。
手術した側の脇の下(背中より)の表面がコブのように腫れています。
大きさは3センチくらいのだ円形です。
びっくりして、毎年検診で受診している乳腺外科クリニックでエコーでみていただきました。
結果は「悪いものは確認できない(エコーで何も写らない)ので心配ありません。
脂肪かな」と言われました。
エコーで何も写らなければリンパ節転移は心配ないのでしょうか?
心配しすぎかとも思いますが、少しのことで不安になってしまいます。
お忙しい中、よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
結果は「悪いものは確認できない(エコーで何も写らない)ので心配ありません。脂肪かな」
⇒このコメントから推測すると…
ほぼ間違いなく「副乳」でしょう。
★リンパ節は超音波で1000000%解りますから、余計な心配は全く不要です。
ご安心を
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/26
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