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タモキシフェン服用による子宮体内膜細胞への影響

[管理番号:10602]
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳癌(浸潤癌 腺官形成型)
症状:
投稿日:2022年9月20日

2020年12月右乳がん温存手術 大きさ 浸潤部 0.7cmx0.6cm
ホルモン受容体ER95% PgR95% HER2 1+ 腫瘍の悪性度1 リンパ節転移なし リンパ管侵襲なし
血管侵襲なし 断端 陰性 kiー67 術前40.8% 術後12.9%
放射線25回照射後、術後のki-67が低値だったので、オンコタイプはせず2021年2月よりタモキシフェンによるホルモン療法をしています。
タモキシフェンの副作用としては最近精神不安定、不安が強くなることがありますが、生活を脅かすほどではありません。

腫瘍マーカー CEA、CA15-3は基準値以内ですが、NCC-ST-439のみ2021年7月3.7 2021年11月 10
2022年3月 3.0 2022年8月 11と上がったり下がったりしていて経過観察になっています。

2021年7月2021年11月(不正出血あり)2022年5月と子宮体がんの検査を行い、いずれも陰性ですが、子宮体内膜細胞が2+で、核肥大、核小体の見られる子宮体内膜細胞を認めますが、配列は平面的で異型性に乏しいようです、とコメントされていました。

婦人科の先生にタモキシフェンの副作用か聞きましたが、明確な回答は得られず半年ごとに子宮体がんの検査をするように言われています。

このままタモキシフェンを飲み続けて子宮体がんにならないのか心配です。

NCC-ST-439が変動しているのも子宮体内膜細胞が2+だからでしょうか?
婦人科の先生の言うように様子を見ながら検査をしていけばいいのか、タモキシフェンを休薬するべきか
田澤先生のご意見をお伺いしたいです。

また閉経前ですが、タモキシフェンを休薬し、他の薬にする選択肢もあるのか教えていただきたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

NCC-ST-439のみ2021年7月 3.7 2021年11月 10
2022年3月 3.0 2022年8月 11と上がったり下がったりしていて経過観察

⇒??
腫瘍マーカーの意味を(その主治医は)勘違いしているのでは??

「上がったり下がったり」している時点で、それは無視するべきです。(再発と関連
する場合には「治療を変更しないのに」下がったりは絶対にしません)
ご参考に。

NCC-ST-439が変動しているのも子宮体内膜細胞が2+だからでしょうか?
⇒10000%無関係
ご参考に。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/10/2
***

質問者様から 【質問2】

NCC-ST-439の上昇
性別:女性
年齢:47歳
病名:乳癌(浸潤癌 腺官形成型)
症状:NCCーST-439の上昇(自覚症状なし)
投稿日:2022年12月13日

2020年12月右乳がん温存手術 大きさ 浸潤部 0.7cmx0.6cm
ホルモン受容体ER95% PgR95% HER2 1+ 腫瘍の悪性度1 リンパ節転移なし リンパ管侵襲なし
血管侵襲なし 断端 陰性 kiー67 術前40.8% 術後12.9%
放射線25回照射後、術後のki-67が低値だったので、オンコタイプはせず2021年2月よりタモキシフェンによるホルモン療法をしています。

タモキシフェンの副作用としては最近精神不安定、不安が強くなることがありますが、生活を脅かすほどではありません。

腫瘍マーカー CEA、CA15-3は基準値以内ですが、NCC-ST-439のみ2021年7月3.7
2021年11月 10
2022年3月 3.0 2022年8月 11と上がったり下がったりしていて経過観察になって
いましたが、再度検査したところ2022年11月 27 と大幅に上昇していました。

12月にエコー、マンモ、CT(造影なし)はして異常ありませんでした。
引き続き経過観察と言われてい
ますが、それでいいのでしょうか?現段階で追加で何か検査は必要ですか?
心配で仕方なく、田澤先生のご意見をお伺いできればと思います。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

現段階で追加で何か検査は必要ですか?
⇒PETを撮影して、(其れでも所見が無ければ)経過観察でしょう。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/12/21
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