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細胞診の結果について

[管理番号:9960]
性別:女性
年齢:40
病名:
症状:乳房痛
投稿日:2021年12月22日

はじめまして、よろしくお願い致します。

右胸下部に痛みがあり、エコーで5ミリの影があり、5ヶ月後再エコー、マンモグラフィーでも変化がなく所見も心配なさそうだと先生はおっしゃられ、念のためと受けた細胞診の結果クラスⅢa鑑別困難、血性背景に少量ながら核クロマチン増量、N/C比増大を示す乳管上皮細胞の集塊が観察され周囲に双極裸核細胞が多く認められる。

摂取細胞には乾燥変性がやや目立つ。

これらの集塊における筋上皮細胞による二相性は不明瞭。とありました。
組織診の予約を取りましたが心配です。
どのような可能性が考えられますか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

細胞診クラス3aは(あくまでも)良性所見(通常は線維腺腫など)ですよ?
私自身の細胞診であれば「良性で良かったですね」となるところですが…

細胞診は精度に雲泥の差があるので、(下手な医師だと)悪性でも細胞診がクラス3aとなるケースがあります。(上手い医師なら決して4以下にはなりませんが…)
この医師が(上手いから)3aでは良性なのか?(失礼ながら)下手だから(本当は悪性なのに)クラス3aとなっているのかは判断しようがないのです。

組織診の方が(細胞診よりは)簡単なので、その結果を信じるしかありません。
ご参考に。