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主治医の治療方針に疑問

[管理番号:9808]
性別:女性
年齢:40
病名:乳癌 硬癌
症状:胸のしこり8mm
投稿日:2021年10月15日

乳癌の告知を受け、エコー、マンモ、造影MRI、PETなどの検査を行いました。

診断としては、エコーの結果は左腋窩リンパ節に転移疑い、PETの結果は腋窩リンパ多発集積あり、鎖骨上窩リンパ節に集積あり、MRIではリンパ節肥大なしとなっていました。

主治医の治療方針としては、部分切除にしましょうといっております。

リンパ節は切ってみないと分からないとのことですが、それを信用して郭清してもらえなかったらと思うと怖いです。

鎖骨上窩リンパは取れないからとりあえず放射線を当てるってことなのでしょうか。

とっても不安になっております。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「鎖骨上窩リンパは取れないからとりあえず放射線を当てるってことなのでしょうか。」
⇒きちんと「執刀医自身」にエコーしてもらいましょう。

 リンパ節の診断はエコーです。
 其のうえで本当に鎖骨下まで転移を疑うのであれば鎖骨下郭清(レベル3)すべきだし、鎖骨上リンパ節も(エコーで)転移疑いなら「鎖骨上まで郭清」も検討すべきです。
 ★ 鎖骨上リンパ節が(エコーで)転移を疑わないのであれば、鎖骨下郭清+鎖骨上照射となります。

 鎖骨下郭清をしない(できない)乳腺外科医が蔓延っているので注意が必要です。
ターニングポイントとなるかもしれません。
 ご参考に。