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乳癌全摘6年目で骨多発転移

[管理番号:9544]
性別:女性
年齢:53
病名:乳癌
症状:今のところ痛みは、ございません。

投稿日:2021年7月6日

貴重な機会をいただきありがとうございます。
宜しくお願いいたします。

2015年3月乳癌告知
2015年4月から9月まで術前抗がん剤FEC×4回 タキソテール×4回
2015年10月右胸全摘出手術
2015年11月放射線治
2015年11月から2021年6月までホルモン治療ノルバデックス
2021年6月骨多発転移告知 胸腺リンパ 首 背骨 肋骨 腰骨
2021年6月ホルモン治療アナストゾール リュープロレリン注射開始
2021年7月首と背骨のみ放射線治療 予定

病状 右胸乳癌 治療前病期診断4期 骨転移 第一胸椎転移
ER 7+PgR 8+Her2 1+Ki67 50%
遺伝子検査 陰性 

今後の治療は、アナストゾール1ヵ月経過観察後 腫瘍マーカー検査にて
判断するとのことでイブランスに変更する可能性ありとのことです。

歯の治療終了後ランマーク注射予定です。

2015年抗がん剤、放射線治療後CT画像で確認出来ないほど消失5年間は、再発無しの状態でした。
 

今後の治療ですが、諦めない治療を希望しています。
田澤先生は、どのような治療をすすめてくださいますか?トモセラピーも試してみたいのですが、難しいでしょうか。
是非ご意見をお聞かせください。
他県ですが、転院も考えております。
宜しくお願いいたします。

主治医の先生は、最後に抗がん剤と考えているようです。

治療をお受けになられた患者さんのお話も拝見させちただきました。
日曜日祝日も病院に勤務されている先生をご尊敬申し上げます。
宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

骨転移も単発であれば、「骨転移部位に照射」⇒CDK4/6
inhibitor(palbociclib/abemaciclib)+letrozole(LH-RHagonist併用) としますが、

多発であれば、まずは画像上CR(cCR)を狙ってbevacizumab+paclitaxel(3か月)⇒評価⇒(有効であれば)同治療あと3か月(今一つなら)eribulin(3か月)⇒CDK4/6inhiibotor
ご参考に