[管理番号:9539]
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳癌
症状:浸潤性乳管癌、浸潤性小葉癌
投稿日:2021年7月5日
乳がんについて色々と読まさせて頂いています。
R3年3月にクリニックにて浸潤性乳管癌と告知され、手術できる総合病院を紹介してもらい、4月に3つのしこりを部分切除しました。
病理結果は浸潤性乳管癌の他に浸潤性小葉癌、非浸潤小葉癌も散らばっており、断片陽性とのことでした。
手術前のMRIにも癌とも見えなくもない影があり悪性でないとも言い切れない、私が40代であることも考慮し全摘手術を勧められ、追加手術することになりました。
質問は、4月の部分切除手術後と、今月行う全摘手術後では病理結果の内容が変わり、抗がん剤が追加になる事はあるのかという事です。
主治医には、小葉癌は乳管癌と同じように治療する、と言われており、ホルモン療法と放射線治療の予定で聞いていますが、全摘手術後の病理結果までは治療方針は決定しておりません。
部分切除時の病理結果は以下の通りです。
・癌の大きさ1.3センチ。
・センチネルリンパ生検/リンパ節転移1個
・grade1
・微小なリンパ管の広がり無
・微細な静脈への広がり無
・エストロゲン陽性、プロゲステロン陽性
・her2スコア1
先生の意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「質問は、4月の部分切除手術後と、今月行う全摘手術後では病理結果の内容が変わり、抗がん剤が追加になる事はあるのかという事です。」
⇒可能性は低いと思います。
★ただし、結果は後日「きちんと」出るわけだから、それを「前もって予想する」意味はありません。
私は「占い師ではない」のです。
質問者様から 【質問2 】
放射線治療が延期になって大丈夫でしょうか。
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳癌
症状:浸潤性乳管癌、小葉癌
投稿日:2021年9月7日
先日は端的な回答をありがとうございました。
8月の病理結果で、追加の全摘手術により浸潤している部分も
見つかったので結果的に全摘してよかった、と主治医から言われホッとしました。
今後の治療は、1回目の手術後に提示された内容と同様に、ホルモン療法10年、放射線治療が決定しました。
8月よりタモキシフェンの内服は始めましたが、今は世の中のコロナウィルス拡がりも心配とのことで、放射線治療は少し延期しましょうと言われました。
4月の部分切除の際のセンチネルリンパ生検で、1つのリンパ転移があったのですが、7月に全摘手術、8月に病理結果からホルモン治療1か月の後に放射線の予定でした。
私の状況で、すでにセンチネルリンパ生検の4月から5か月経ちますが、放射線治療を先延ばしにしても大丈夫なものでしょうか。
先生のご意見をお聞かせ下さい。
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
「私の状況で、すでにセンチネルリンパ生検の4月から5か月経ちますが、放射線治療を先延ばしにしても大丈夫なものでしょうか。
⇒そもそも
全摘なのだから照射不要では?
私なら「全摘の場合にはリンパ節転移4個以上でないと照射は不要」としています。
ご参考に。