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術後5年の傷跡の変化

[管理番号:9534]
性別:女性
年齢:67歳
病名:浸潤ガン(硬癌) 浸潤径1センチ ER(強)PgR(強)Her2(-)ki67 5~10 T1b N0 M0
症状:術後5年の皮膚のしこり、発赤
投稿日:2021年7月2日

お世話になりますがよろしくお願いします。

2016年11月 左乳房部分切除 放射線照射12月~1月(25回) 術後1年半フェマーラ服用 副作用のため服用中止 その後無治療
その後、定期的に検診を受けて特に問題はありませんでした。

手術した場所(癌組織を切り取って縫い合わせた?であろう部分)には、術後からしこりのような塊があったのですが、2021年5月(約1か月前)頃からその部分の皮膚表面にしこりがポコッとうきあがり、皮膚の色が赤くなってきて、手術を受けた病院(主治医)を受診しました。

エコーを受け、皮膚の瘢痕の下に何か水のようなもの?
が溜まっている(意味が良く分かりませんでしたが)とのことで、その部分に細い針をさして細胞吸引して調べるとのことで、吸引細胞診をして頂いた結果、悪性の細胞は出なかった、とのことでした。

局所再発の心配をしていましたが、その細胞診がマイナスである、ということでで安心していいのでしょうか?
と言いますのは、外見的に今まで全く普通の皮膚だった部分に直径2センチくらいのポコッとした赤いしこりが徐々に出てきており、手術の後にこんなことは普通のことなのか、見るたびに不安になります。

主治医の見解は経過観察、3か月後に1年ごとにやっている検査(CT 骨シンチ、マンモ、エコー)をやる予定です。

皮膚に再発?してきているとすれば、普通は主治医は見ればわかるものでしょうか?

よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

診察していないので「無論」断定的なことは言えません。
ただ、曖昧なまま「無駄な3か月でCT]みたいな診療はいただけません(個人的に)

やはり100%決着をつけるべきでしょう。(私ならそうします)

「直径2センチくらいのポコッとした赤いしこりが徐々に出てきて」
⇒こんなものは「癌なのか?は不明ながら」おいておいても「誰得でもない」ので、(診断を兼ねて)取ってしまった方が安心では?

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

術後5年の傷跡の変化
性別:女性
年齢:67
病名:炎症を起こした異物肉芽
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]

Q&Aで先生に質問して頂いた回答「100%決着を付ける」ことを、主治医に求めるのは無理だと私が判断し、主治医にはセカンドオピニオンを取りたい、と申し出て紹介状を書いてもらいました。
そして田澤先生の診察、局麻手術(病変部位を切除して病理検査する)を受けました。
その結果、上記タイトルの診断を頂き、先生のお返事には「大変良かったです」と書いていただきました。
この間、診察、pcr検査、そして局麻手術のため、関西から片道5時間、宿泊3泊と普段経験しない通院体験となりましたが、先生の診察、手術申し込みメールを送ってから約1か月で数か月悩まされていた不安から100%開放されました。
この不安は、がんなのか否かが解らない宙ぶらりんの不安だったと思います。
もし先生の診察を受けていなければ、今も日々不安をかかえながらの生活だったと思うと、行動して良かったと実感しています。
田澤先生、秘書様、看護師の方々、どうもありがとうございました。

<Q&A結果>