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乳がんの治療方法について

[管理番号:9351]
性別:女性
年齢:78
病名:乳がん(トリプルネガティブ)
症状:
投稿日:2021年4月27日

70代女性です。
1月下旬に乳がんで4cmの大きさでステージ2Bでリンパ節転移があり、種類はトリプルネガティブと言われました。

抗がん剤の治療を6か月して、その後、手術をする予定で、週一回 タキソール(一般名:パクリタキセル)
を12回 点滴 、その後にFEC療法を3週に一回の点滴を4回行う予定で実施中でしたが、週一回 タキソール
(一般名:パクリタキセル)を6回点滴した時点で、あまり効いてなくて、むしろがん
が4.6cmと大きくなっていて、急遽、方針を変えて、FEC療法の3週に一回を実施しはじめました。
5月上旬に、第1回のFECが効いているか、主治医に見てもらう予定です。
また、6月上旬に、FECが効いてなかったときのために、手術の予定もある状態です。

1.FECが効いていて、がんが4.6cmより小さくなっていた場合は、6月上旬
に手術せず、そもままFECを継続した方が良いでしょうか。
それとも、6月上旬に手術予定があるので、手術を先にしが方が良いでしょうか。

2.FECの効き具体が、鈍化傾向で、がんの大きさが4.6cmと同程度の場合でも、6月上旬に手術をせず、そもままFECを継続した方が良いでしょうか。
それとも、6月上旬に手術予定があるので、手術を先にしが方が良いでしょうか。

3.FECが効いてなくて、がんが4.6cmより大きくなっている場合、最初診察を受けた1月下旬より、3か月以上たっていて、がんがさらに進行している可能性が出てきているので、6月上旬より、早めの5月中旬等に急いで手術をした方が良いでしょうか。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

そもそも、まず『何のための術前抗がん剤?』なのか、よくかんがえてみましょう。
★術式についての記載がありませんが、もしも最初から「全摘」ならば、(抗がん剤が効かなくて増大するリスクを冒して)術前抗がん剤をする理由が無いことに気付くことでしょう。

「1.FECが効いていて、がんが4.6cmより小さくなっていた場合は、6月上
旬に手術せず、そもままFECを継続した方が良いでしょうか。
それとも、6月上旬に手術予定があるので、手術を先にしが方が良いでしょうか。」

⇒何のための「術前」抗がん剤なのか?★を参考にかんがえてみましょう。

「2.FECの効き具体が、鈍化傾向で、がんの大きさが4.6cmと同程度の場合
でも、6月上旬に手術をせず、そもままFECを継続した方が良いでしょうか。
それとも、6月上旬に手術予定があるので、手術を先にしが方が良いでしょうか。」

⇒上記1と同様

「3.FECが効いてなくて、がんが4.6cmより大きくなっている場合、最初診察を受けた1月下旬より、3か月以上たっていて、がんがさらに進行している可能性が出てきているので、
6月上旬より、早めの5月中旬等に急いで手術をした方が良いでしょうか。」

⇒上記1と同様