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乳がんのホルモン治療中の妊娠出産について

[管理番号:9337]
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳癌
症状:
投稿日:2021年4月22日

初めて質問させていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

【病理診断】
* 腫瘍(最大径) 16mmグレード1
* T1c N0 M0
* 遠隔転移なし
* リンパ節転移なし
* サブタイプ:ルミナールA
* OncoGeneDX での結果では、乳がんとの関係性は認められず、
下記の結果のみでした。
Gene: MUTYH, Variant: c.934-2A>G
(IVS10-2A>G), Classification: LIKELY PATHOGENIC, Zygosity:
HETEROZYGOUS

2016年に乳がんと診断され、(ステージ1、右)、妊娠出産を希望していたため、
手術(温存治療)、放射線治療(18回)を経て2年2か月のホルモン治療後(タモキシフェン)2019年3月から一時休止し、その間に妊娠出産しました。

当初子供は1人だけの予定で、2年間タモキシフェンを休止後またすぐに服薬に戻る予定で
おりましたが、子供が11か月になり、自分の年齢なども考慮すると最後のチャンスなのではないかと第二子を悩んでおります。

自分の病歴や今後まだホルモン治療が残っていること、また今いる子供のためにも絶対に万が一のリスクを起こしたくない反面、
仮にそこまで悪性度が高くない場合には第二子に挑戦したい気持ちもあります。

先週から体外受精を始め、いま2フェーズ目に入るのですが、これがよい選択だったのか
始めた後に不安が高まってきています。

採卵や移植まではまだ時間があるため、体外受精を中止するなら今しかないという気持ちとすでに卵巣刺激の注射は打っているため、それがどのくらいのリスクになるのか、自分自身でもどうしたらよいのかわからなくなっております。

医師は癌の悪性度などから見て、データ自体がないのではっきりとは言えないけれども、
悪性度が低いため、第二子に関してはそこまで問題ないのではないか、また私の年齢などからも第二子希望の場合には、タモキシフェンを終了した後の2年半後よりもすぐに続けて妊娠出産した方がよいと仰っていました。

仮に妊娠出産した場合はタモキシフェンの休止期間は3年半弱になるかと思います。

絶対に母がいない子供だけにはしたくない気持ちと、叶えられれば兄弟を作ってあげたい気持ちとで毎日揺れています。

ご多忙の中恐れ入りますが、先生のお考えをお聞かせいただけますと幸いです。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「ご多忙の中恐れ入りますが、先生のお考えをお聞かせいただけますと幸いです。」
⇒質問者の希望通り(妊娠出産)を勧めます。

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

ホルモン治療中の妊娠出産について
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳がん
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

田澤先生

先日はご多用の中ご回答をいただきましてありがとうございました。
不安が多かったのですが、安心して第二子の治療に取り組めます。
本当にありがとうございました。

<Q&A結果>