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KI67低値のオンコタイプDX必要性について

[管理番号:9204]
性別:女性
年齢:50
病名:左胸浸潤がん
症状:左胸全摘手術 リンパ節郭清あり
投稿日:2021年2月18日

お世話になります。

いつもたくさんの情報をありがとうございます。

2021年1月(中旬)日 左胸全摘手術 

腫瘍径15mm
センチネルリンパ節生検転移あり 2/4 それぞれ4mと7m
リンパ節郭清レベル2
よって ステージ2A
グレード1 Ki67 1%

上記をふまえ主治医より、
・抗ホルモン薬と放射線治療はやるべき。
抗がん剤はしなくてよいと思うがリンパ節転移があったので万全を期したいというならやる選択もある
・判断材料としてオンコタイプDXもある(ただし閉経前リンパ節転移ありだとエビデンスとしては弱いとの説明ありました。)と言われております。

抗がん剤を使用するかどうかの判断に
KI67 1%でも オンコタイプDXをやる必要がありますか?

本サイトで勉強し自分はルミナールAと考えてよいかと思うのですが、
オンコタイプや抗がん剤の要否について説明があり、悩んでしまいました。

お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「抗がん剤を使用するかどうかの判断にKI67 1%でも オンコタイプDXをやる必要がありますか?」
⇒私なら勧めません。

しかし、(質問者のように)主治医から「抗がん剤も云々」などと言われて悩んでい
るのであればOncotypeDXで「納得する」ことも「有」だと思います。