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浸潤性微小乳頭粘液性癌

[管理番号:9169]
性別:女性
年齢:56歳
病名:粘液癌
症状:胸のしこり
投稿日:2021年2月3日

宜しくお願いします。

先日組織針の結果説明で、粘液癌と告知を受けました。

23×12×12mmの腫瘍
エストロゲン99%
プロゲストロング99%
HER2 1+
ki67 20% との結果で
ホルモン剤は使えて、ハーセプチンは適応外、
エコーなどからは今のところリンパ節転移は確認できない。

ルミナールAもしくはAよりの Bだろうとの事。

リンパ節転移などでも変わってくるが、温存プラスホルモン剤、プラス短めの抗癌剤をやっても良いねとおっしゃってました。

家に帰り、病理報告を再度見ていたら、所見に粘液癌 タイプBと浸潤性微小乳頭粘液性癌が混在する像を認めますという記載を見つけました。
調べると早期に転移するとタイプで予後が悪いと書かれていて、これから色々な検査を経て、手術が1ヶ月半近く先の予定です。
昨日の説明ではこのことには全く触れてなく、何も治療せず1ヶ月半過ごすのが不安です。
この場合の最善の治療はどの様になりますか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

組織型と治療法は無関係。
術後病理を確認し、(最終的には)手術標本でのKi67(それがグレーゾーンなら
OncotypeDX)で「抗がん剤の上乗せ」についての評価をしましょう。

「この場合の最善の治療はどの様になりますか?」
⇒術後病理が出てから考えましょう。(上記)