[管理番号:9103]
性別:女性
年齢:25
病名:
症状:
投稿日:2021年1月10日
細胞診所見
粘液様物質に混在し、数十、数百の集合で異形細胞を認めます。
n/c比増加、中等度クロマチン増量を示し、細類粒状。
核形は類円、核縁不整、核小体不明瞭。
結合密な平面と軽度重積集合です。
以上これらは粘液癌細胞を疑い、組織精査にて確認必要例です。
クラス3 鑑別困難となり、3週間後に針生検となりました。
乳がんの可能性は何%くらいでしょうか?
すごく不安です。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「クラス3 鑑別困難となり、3週間後に針生検となりました。乳がんの可能性は何%くらいでしょうか?」
⇒可能性を議論しても仕方がありません。
ただ、細胞診所見からは「乳癌疑い」なので、大事なことは「何パーセントとか、予想をたてること」ではなく、100%確定診断をつけることです。
質問者様から 【質問2 】
粘液癌疑い→良性、線維腺腫
性別:女性
年齢:25
病名:線維腺腫
症状:しこり
投稿日:2021年1月23日
田澤先生、こんにちは。
12月初旬に胸にしこりを感じ、乳腺外科を受診しました。
エコーにより、腫瘍を確認、8.8mm×8.4mm、硬さが硬いのと血流が豊富であるという理由からマンモグラフィ及び、細胞診を行いました。
マンモでは乳腺が綺麗に出ている状況。
1週間後の細胞診の結果は【質問1】のクラス3鑑別困難、粘液癌の疑い。
という結果でした。
しかし、バネ式針生検1本取った結果は、良性となりました。
【所見】
周囲と境界明瞭と見られる腫瘍性変化が認められます。
内部は、
小管状の乳管成分と、線維性~浮腫状の間質が混在しています。
上皮に異形はなく、ニ相性も保持されています。
組織学的には線維腺腫の一型が推測されます。
悪性の像は明らかではありません。
有名な病理の先生にお願いしたということでした。
画像ではしっかり針も腫瘍を捉えていました。
しかし、血流が豊富だったので3ヶ月後にまた検査しましょうという事になり、まだ癌の可能性も少しは残っているかもしれないと少し不安です。
マンモトーム、外科生検でもっと詳しく調べる必要がないかと先生に質問しましたが、可能性が全く無いわけではないが、まず大丈夫です。
無駄に傷をつける事になるので、経過観察しましょうという答えでした。
近いうちに妊娠も考えています。
このまま経過観察でも大丈夫でしょうか?
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
「このまま経過観察でも大丈夫でしょうか?」
⇒MMTEすべきでしょう。
質問者様から 【質問3 】
細胞診3鑑別困難から組織診で線維腺腫
性別:女性
年齢:25
病名:線維腺腫
症状:しこり
投稿日:2021年2月1日
田澤先生こんにちは。
mmteすべきとのご回答ありがとうございます。
さて、先日病院に電話し、主治医にmmteをやりたいと伝えたのですが、
主治医から「mmteしても意味がない。
基本的には良性なので3ヶ月間経過してください。
どうしてもというなら外科生検するしかないと言われました。」不安で妊娠も考えているからどうしてもmmteしたいと伝えたのですが、3ヶ月後に受診し、エコーにて大きくなっていたら考えましょうと、いつもより少し威圧的に言われてしまいました。
セカンドオピニオンには診断書が要りますし、私はどうしたら良いのでしょうか。
初診から別の病院を受診すべきでしょうか?
田澤先生から 【回答3】
こんにちは田澤です。
「セカンドオピニオンには診断書が要りますし、私はどうしたら良いのでしょうか。」
⇒急がば回れ
当院でMMTEすれば100%解決します。
ご希望なら確定診断希望メールしてください。