[管理番号:3291]
性別:女性
年齢:55歳
6月(中旬)日にマンモを受け左胸にポツポツと石灰化、良性、悪性をハッキリするに
はマンモトームという事で(先生は急がなくてもよいと)私は不安で(下旬)日にマンモトーム検査、
7月(中旬)日に結果でとった細胞の中にひとつ小さい非侵潤性乳官ガンの疑いとあり他の細胞は良性と。
先生は国立ガンセンターにいらした○○先生です。
とりあえず急がなくていいから
8月(下旬)日にぞうえいざい入れMRIを
9月(上旬)日に結果をそれにより切開生検を考えてはと言われました。
ぞうえいざいのMRIは乳管ガンがあれば黒く写りますか?
もし前に採った細胞ひとつだけの疑いなら異常なしって事もありますか?
それにより切開生検をやらなくてもよくなりますか?それでも切開生検はやりますか?不安です。
よろしくお願いいたします。
○○先生はとにかく急がなくてゆっくりとしっかりと調べましょうとだけです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「ポツポツと石灰化、良性、悪性をハッキリするにはマンモトーム」「とった細胞の中にひとつ小さい非侵潤性乳管ガンの疑い」
⇒これはADH(atypical ductal hyperplasia」もしくはFEA(flat epithelial atypia)
だと思います。
これは(診断には無用である)MRIの結果などとは無関係に、是非「外科的生検
(切開生検)」すべきです。
「ぞうえいざい入れMRIを9月(上旬)日に結果をそれにより切開生検を考えては」
⇒誤った診療です。
「MRIとは無関係」に「外科的生検すべき」なのです。
診断にMRIを用いるのは止めましょう。
○ここがターニングポイントとなるかもしれません。
「MRIで所見に乏しいから」などという「MRIを免罪符」とした誤った医療で「早期発見のチャンス」を逃す事がないことを願います。