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乳癌の疑い

[管理番号:1787]
性別:女性
年齢:41歳
5年前、妊娠中にしこりができ生検をして組織を調べたのですが、妊娠によるしこりなのか乳癌なのかわからないので結局そのしこりをとりました。
それから、毎年、マンモグラフィとエコーで診てもらっていますが、何も異常はありません。
来年、5月にCTと血液検査をすることになっています。
今まで何も異常がないのなら安心してもいいのでしょうか?
CT検査をして何か異常が見つかることもあるのでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
何故、「来年5月にCTと血液検査」をすることになているのか不明ですが、「毎年、エコーとマンモで異常無」ならば全く心配する必要はありません。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

再度、質問させて頂きます。
年1回のマンモグラフィとエコー検査に異常がなかった日から1週間後、以前にしこりを切除した少し上にしこりを見つけました。次の日、病院へ行きエコー検査で6.6mmと分かり、針生検をしました。結果は2週間後になります。
5年前の切除から小さなしこりみたいのはあったのですが、1週間で急に大きくなるしこりはいったい何なのでしょうか?
やはり乳癌でしょうか?
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
メール内容だけでは「以前切除したしこり(癌ではないですよね?)の再発」が最も考えられます。
「1週間で急に大きくなるしこりはいったい何なのでしょうか?」
⇒「1週間で急に大きくなった」わけではありません。
 
 「1週間前」のエコー検査で「見逃された」だけだと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

お世話になります。再度質問します。
最初にしこりをとったときの病理診断のコメントを見てほしいため送りました。コメントは以下のとおりです。最後の結論のみ送ります。
現時点では妊娠期による修飾を受けた良性病変を考えたいです。
しかし、妊娠期の変化と考えられるものの、腺管内では上皮の増生が著明でductal
carcinomaやatypical ductal
hyperplasia のようにもみえるところもあります。しばらくは厳重なfollow-upをお願いいたします。
と書いてありました。
ある程度自分では調べて分かってますが、きちんとした内容を知りたいです。
今頃になってと思うかもしれませんが、5年前は詳しく先生に聞くこともできず妊娠、育児におわれ定期検診も異常がなかったので、今になってしまい、急にしこりが出てきたので不安で仕方ありません。
長文ですみませんが、よろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「現時点では妊娠期による修飾を受けた良性病変を考えたいです。しかし、妊娠期の変化と考えられるものの、腺管内では上皮の増生が著明でductal carcinomaやatypical ductal hyperplasia のようにもみえるところもあります」
⇒これは、「かなり驚く内容」です。
 いくら、「妊娠期の変化」とはいえ「摘出」したのに「癌の可能性」もあるという病理診断なのですね。
 針生検の診断ならまだしも、「摘出しても、良性とは断定できない」という病理診断は、あまり見ません。
 となると、「同病変の再発」ということも考えられます。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

お忙しい中、回答して頂きありがとうございます。再度質問します。
先日の先生の回答に今回のしこりは「同病変の再発」と書いてありましたが、それはやはり乳癌ということでしょうか?
5年前のしこりはよく動いていたのですが、今回のしこりはつぶれていてくっついているような感じで全然動きません。
5年前とは違うのですごく不安です。
もし、良性でも悪性でもやはりセカンドオピニオンをしたほうがよいでしょうか?
手術するにもすごく不安を感じていて、5年前の手術跡が盛り上がりとても大きい(横4cm×幅大きい所で1cm)ので、5年経っても傷跡をみるたびにイヤな気持ちになります。
傷跡も直したいのですが、どうしたらよいのか分からず。5年前は妊娠中ということもあり先生に言われるがままにしてしまったので、今回は自分が納得するまで色々なことをやってみようと思ってます。
このサイトを見つけ自分が思っていたことを質問することができ丁寧な回答に本当に感謝しています。
お忙しいとは思いますがよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
『「同病変の再発」と書いてありましたが、それはやはり乳癌ということでしょうか?』
⇒「同病変が結局、確定診断無しとしう状況」なので、実際のところ不明です。
 ただ逆にいうと「今回の病理結果が癌」であるならば、「5年前の病理結果も癌だった」と考えるべきです。
 
「良性でも悪性でもやはりセカンドオピニオンをしたほうがよいでしょうか?」
⇒セカンドオピニオンは、「病理結果が判明」し、「担当医の治療方針に納得できな
い場合」にするべきです。
 最初から「セカンドオピニオンありき」というのは私には理解できません。
 
 

 

質問者様から 【質問5】

こんにちは。いつもお忙しい中、回答して頂きありがとうございます。
先日のセカンドオピニオンのお話、考えさせられました。しかし実際、近くに手術までしている病院もないので、今の病院になってしまうのですが、5年前のことで不信感を抱いているのは事実です。今日はこの前書かせてもらった傷跡のことでお聞きしたいです。
1、しこりを摘出するときの傷跡はだいたいどれぐらいの大きさなのでしょうか?やはり私の傷跡は大きいでしょうか?
2、盛り上がった傷跡はどこでなおしてもらったらいいのでしょうか?
一度、先生に言ったこともあったのですが、曖昧な返答しか返ってきませんでした。
また、結果がでると報告&
質問することがあると思いますが、よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
「しこりを摘出するときの傷跡はだいたいどれぐらいの大きさなのでしょうか?やはり私の傷跡は大きいでしょうか?」
⇒「しこりの大きさ」によります。
 また腫瘍がある「深さ」も関係します。(深い部分だと、傷を大きくしなくてはアプローチできません)
 
「盛り上がった傷跡はどこでなおしてもらったらいいのでしょうか?」
⇒形成外科です。
 ただし、「質問者がケロイド体質」の場合には「形成外科でも難しい」かもしれません。