[管理番号:4405]
性別:女性
年齢:39歳
腫瘍の大きさ18mm
硬ガンが見つかり、2週間後に手術することになりました。
術前の病理の結果では
ER(+)(>90%)、PgR(+)(90%)、HAR2:score1、ki67(10-20%)
nuclear grade1と書かれていました。
MRIではリンパ転移は無さそうとのこと。
今後の予定では温存手術をし、放射線、ホルモン療法5年を予定とのことでした。
抗がん剤治療は今の所無くても良さそうなのですが、
先生も同じ意見でしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
cT1c(18mm), cN0, luminal, NG1
Ki67は本来(手術標本で)「病変全体での評価すべき」ですが、(サンプリング検査とは言え、現状の10-15%を信じれば)ルミナールAとなり抗癌剤不要です。
「今後の予定では温存手術をし、放射線、ホルモン療法5年を予定」
⇒全く同意見です。
ただし、「Ki67は手術標本で病変全体での評価」が望ましいとは思います。