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アンドロゲン受容体について

[管理番号:7344]
性別:男性
年齢:39歳
病名:乳がん
症状:乳がん遠隔転移

初発から7年、局所再発から今回、骨と肝臓に転移が認められ
ステージ4ということになりました。
BRCA2ポジティブで、手術、化学療法、ホルモン療法、放射線治療は随時行なっております。

今回、肝臓の腫瘍をマイクロ波で凝固させました
この肝臓の病理の結果、ER100% Pgr – Her2 -(FISH)
追加の検査でアンドロゲン受容体が10%ありました

アンドロゲンは今回初めて調べました(出てきました)
アンドロゲンはトリプルネガティブの方に多く見られるようですが
このアンドロゲンに対するアプローチというものはあるのでしょうか?
お世話になっているオンコロジストから(こちら海外です)
抗アンドロゲンのインクスタンジというホルモン療法を試してみるかと言われております。

質問としましては
1 アンドロゲンと乳がんの関係について。
2 イクスタンジ という薬が意味があるのか。

情報(対乳がんで)が、ほとんど見られないので
アンドロゲンがエストロゲンに変わる
イクスタンジ は一種のホルモン療法である
これくらいなのかな、くらいにしか考えられないのですが
何か田澤先生の方で知っていること、お考えなどありますでしょうか?

漠然とした質問で大変申し訳ありませんが
ご回答いただけたら嬉しいです

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「1 アンドロゲンと乳がんの関係について」
⇒現時点では何の意味もありません。

「2 イクスタンジ という薬が意味があるのか」
⇒エビデンスがありません。