乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:5440]
性別:女性
年齢:47歳
初めてご質問させていただきます。
いつも的確、分かりやすく、患者の立場に立ったご回答で、励まされる気持ちで読ませて頂いております。
8月○日にマンモ、超音波、○日にCTと針生検をして、9月1日に乳ガンと診断されました。
右乳房浸潤性ガン、しこりは2センチ弱、ステージⅡ。
○日にMRI、○日に診断結果と手術の説明
があり、手術は10月○日になりました。
全摘の予定です。
まだ詳しい検査の結果が出ていないということで、一次報告書のみでした。
Duct内病変(+)、Nuclear grade1(核異型1,
核分裂像1)
診断から手術までの時間がとても長く思いますが、通常このような流れなのでしょうか?
しこりは右乳輪の上に2センチ弱と、CTの画像では小さく白く映っているものが右側の方にもいくつか有りました。
たくさんの腫瘍があるということでしょうか?
時々、右の脇に針で突いたようなチクっとした痛み、肩甲骨のあたりから肩腕に痛みがあります。
今のところリンパにはしこりはありませんが、転移によるものでしょうか?
手術までに転移していたら…せめてリンパには転移していないことを願うばかりです。
子供達もまだ小さくとても不安です。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただければありがたいです。
分からないとこれも多く、言葉も足らないところも多いかと思いますが、よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「診断から手術までの時間がとても長く思いますが、通常このような流れなのでしょうか?」
⇒乳がんの場合は進行が遅いので3カ月程度までは許容されます。
 手術待ちが「1カ月~1カ月半」は常識の範囲内と言えます。
「小さく白く映っているものが右側の方にもいくつか有りました。」「たくさんの腫瘍があるということでしょうか?」
⇒「乳腺症」も造影されます。(癌ではありません)
「時々、右の脇に針で突いたようなチクっとした痛み、肩甲骨のあたりから肩腕に痛み」
⇒典型的な「女性ホルモンによる刺激症状」です。
 是非『「生理と関係なく、胸や脇が痛い」方は、QandA「左胸と背中の痛み」をまずはご一読ください。
 そんな病気はありません(御心配なく)
「今のところリンパにはしこりはありませんが、転移によるものでしょうか?」
⇒1000%違います。
 そもそも「腋窩リンパ節転移に症状などない」のです。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

詳しい説明を受けました
性別:女性
年齢:47歳
質問番号5440
お世話になっております。
以前、こちらでご質問させていただいた者です。
前回の先生の的確なご回答で、不安な気持ちが少し和らぎました。
詳しい検査結果が出ましたので、またご質問させていただきたいと思います。
10月(中旬)日に全摘予定。
浸潤性乳管癌、核グレード1(核異型1、
核分裂像1)
Ki67陽性細胞約7%
HER2タンパク過剰発見:無し
スコア:1+
観察される組織型:Adeno ca
陽性占拠率:10%以上
陽性の局在:細胞膜
連続性:一部限局
染色強度:軽度
ER:TS=PS(5)+IS(3)=(8) (+)90%
PgR:TS=PS(5)+IS(3)=(8) (+)90%
HER2増幅なし シグナル比1.3
病院からの資料を全て載せました。
担当医師からは、癌の種類としては、ゆっくり進行する、おとなしい、女性ホルモンで成長するタイプと説明を受けました。
専門用語ばかりで分かりませんが、そのような説明でよろしいでしょうか?
今のところ、リンパに転移はないということで、手術後は薬物療法のみでと言われました。
それでよろしいでしょうか?
センチネルリンパ生研でリンパの転移が見つかった場合、放射線治療などの追加はありますか?
手術が近づき、まただんだん不安になって来ました。
リンパへの転移がないことを祈るばかりです。
分かりづらい文面で申し訳ありませんが、
ご回答をよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「そのような説明でよろしいでしょうか?」「今のところ、リンパに転移はないということで、手術後は薬物療法のみでと言われました。それでよろしいでしょうか?」
⇒その通りです。大人しいタイプのようです。
 ただし、術後病理でも確認が必要です。
「センチネルリンパ生研でリンパの転移が見つかった場合、放射線治療などの追加」
⇒物事は整理しましょう。
 センチネルリンパ節生検の結果をどう扱うか?
 きちんと聞いておくべきです。
 通常は(照射ではなく)「追加郭清」となります。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

治療について
性別:女性
年齢:47歳
管理番号5440
お世話になっております。
前回、手術前で不安な気持ちでいっぱいでしたが、先生からのご回答で落ち着いて手術を迎えることが出来ました。
ありがとうございました。
手術後の結果と、治療方法について、またご質問させていただきたいと思います。
9月初めに乳ガンの検査結果。
10月中旬、右乳房全摘手術。
浸潤性乳管癌(小葉癌)
浸潤径:22×12×10
リンパ節転移:なし
血管やリンパ管への浸潤:なし
遠隔転移:なし
核グレード:1
Ki67陽性細胞約7% 低
HER2タンパク:シグナル比1.3 陰性
スコア:1+
観察される組織型:Adeno ca
陽性占拠率:10%以上
陽性の局在:細胞膜
連続性:一部限局
染色強度:軽度
ER:TS=PS(5)+IS(3)=(8) (+)90%
PgR:TS=PS(5)+IS(3)=(8) (+)90%
ホルモン感受性 陽性
主治医からは分類は聞いておりませんが、
ルミナールAになりますか?
今月中旬から、ホルモン治療を開始し、アリミデックスを服用しております。
この結果から、ホルモン治療だけで大丈夫でしょうか?
生理は、25日~40日くらいの間隔で来ています。
主治医にもその話はしてあるのですが、
「閉経か微妙なところなので」と言われ、
アリミデックスにしたようなのですが、生理がきているのに、閉経後の薬で大丈夫なのでしょうか?
ゾラデックス+アリミデックスでの効果は
明らかになっているようですが、ゾラデックスを併用しなくてもいいのでしょうか?
血液検査は次回(2週間後)の診察時にやる予定ですが、血液検査で閉経したと分かりますか?
もし閉経していなければ、どんな薬を服用すれば、一番効果的ですか?
手術を無事に終えることが出来て安心しておりましたが、このままの治療でいいのか、とても不安です。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答をよろしくお願いいたします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「主治医からは分類は聞いておりませんが、ルミナールAになりますか?」
⇒その通り、100%間違いありません。
「生理は、25日~40日くらいの間隔で来ています」
「今月中旬から、ホルモン治療を開始し、アリミデックスを服用」
「閉経か微妙なところなので」

⇒完全に「誤った治療」です。
 「閉経」とは「最終月経から1年」してからとなります。
 ☆更年期も含めて、「最終月経から1年まではタモキシフェンを使用」しなくては
なりません。(ましてや、質問者は月経が現時点であるわけだからタモキシフェン以外の選択肢は全くありません)
「ホルモン治療だけで大丈夫でしょうか?」
⇒その通り、タモキシフェン単独です。
「ゾラデックス+アリミデックスでの効果は明らかになっている」
⇒この使用法は(日本では)「適応外」です。
 「閉経前の適応であるゾラデックス」と「閉経後の適応であるアリミデックス」を併用する事自体、「日本では」行ってはいけません。
「ゾラデックスを併用しなくてもいいのでしょうか?」
⇒不要です。
「血液検査で閉経したと分かりますか?」
⇒現に「生理は、25日~40日くらいの間隔」で月経が来ているのに「閉経か?」などと考える事、そのものがナンセンス極まりない。
「もし閉経していなければ、どんな薬を服用すれば、一番効果的ですか?」
⇒閉経ではありません。
 だからタモキシフェンなのです。





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