乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:3964]
性別:女性
年齢:40歳
はじめまして。
宜しくお願いします。
現在妊娠8ヶ月の妊娠期乳癌患者です。
9月(下旬)日に乳癌告知。
妊娠中のため転院。
10月(中旬)日に右乳房温存手術
病理検査の結果、
しこり: 1.6cm
組織型:硬がん
腋下リンパ節郭清(レベル2) 26本中2本陽性(妊娠中のためセンチネルせず)
↑ 術前の検査で小さい怪しいのが1本あると言われてました。
サブタイプ :トリプルネガティブ
悪性度:3
増殖率:80%
脈管侵襲:陽性
ステージ2a
だと言われました。
来週11月(中旬)日より抗ガン剤治療がはじまります。
AC(1/3w)を4クールのち、タキサン系(パクリタキセルかドセタキセル)
を受け、その後放射線治療の予定です。
AC療法の2か3クール目の間に出産をし、回復を待って残りをすると聞いています。
妊娠中のため詳しい検査が出来ず、出来る範囲での術前検査(胸部レントゲン、エコー、CT(造影剤なし)では他臓器の転移はなさそうだと言われました。
(出産後に再度詳しく検査をするそうです)
でも、転移が怖いです。
(主治医には2~3年が重要みたいに言われました)
脈管侵襲もあるので既に転移していたら?しこりになっていたら?と不安で仕方ありません。
この今の状態で遠隔転移等の可能性は高いですか?
私はまだまだ子供たちの側にいる事が出来ますか?5年.10年。
もし再発するとしたら最短でいつ頃してしまうのでしょうか。
そして再発してしまったら早期発見だと予後に影響でませんか?
トリプルネガティブだと言う事で転移した際の増殖スピードが怖いです。
治療法はこの方法が最善でしょうか?
子供を無事に産みたいし、ずっとそばで見守りたいです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
妊娠中に手術をしたことは、まだいいとしても「わざわざ妊娠中に、術後の化学療法を開始する」意味が不明です。
私であれば「1秒も」迷うことなく「化学療法開始は出産後」とします。
 わざわざ「リスクを冒してまで急いで(妊娠中に)術後補助療法を開始する」意義が不明です。
 術後の補助療法なんて、(仮に)「病理結果が出てOncotype DXをするとすれば」術後3月頃から開始する人なんて珍しくありません。
 1月に出産するなら、その後から開始しても何ら問題無く感じますが…
「妊娠中のため詳しい検査が出来ず、出来る範囲での術前検査(胸部レントゲン、エコー、CT(造影剤なし)では他臓器の転移はなさそうだと言われました。」
⇒手術をするために「胸部レントゲン」は仕方が無いとしても…
 CTを撮影する意味がわかりません。(10cmの腫瘍ならまだしも、1.6cmの腫瘍に遠隔転移が本当にあると担当医は疑っているのですか??)
(出産後に再度詳しく検査をするそうです)
「でも、転移が怖いです。」「脈管侵襲もあるので既に転移していたら?しこりになっていたら?と不安で仕方ありません」
⇒転移の心配など全く必要ありません。
「この今の状態で遠隔転移等の可能性は高いですか?」
⇒本気で、「遠隔転移の可能性が高い」などと思っているのですか???
 もしも、そんな心配をしているとしたら、「そういう心配をさせる担当医の責任は小さくない」と私は思います。
「私はまだまだ子供たちの側にいる事が出来ますか?5年.10年。」
⇒十分早期なのだから、余計なことは考えずに「出産後にやるべき化学療法を行うべき」と思いますが…(何故、そんなに急いで妊娠中に補助療法などやるのか全く理解不能です)
「もし再発するとしたら最短でいつ頃してしまうのでしょうか。」
⇒そんなことにびくびくして過ごす必要は全くありません。
「そして再発してしまったら早期発見だと予後に影響でませんか?」
⇒リードタイムバイアスについては以前QandA(かなり昔です)で触れています。
 興味があれば、是非ご一読を。
リードタイムバイアスの検索結果
「トリプルネガティブだと言う事で転移した際の増殖スピードが怖いです。」
⇒あまり「頭でっかち」にならない事です。
 十分早期なのだから、それが重要なのです。
「治療法はこの方法が最善でしょうか?」
⇒出産後でいいと思いますが…
 
 

 

質問者様から 【質問2】

前回、3964で質問させていただいた者です。
前回妊娠期乳がんで質問させていただいた者です。
先生のご回答を何度も読み直し心を前向きにしています。
本当に本当にありがとうございます。
今回も質問が出て来ましたのでどうぞよろしくお願いします。
病理検査結果
しこり: 1.6cm
組織型:硬がん
腋下リンパ節郭清(レベル2) 26本中2本陽性小さいしこり(妊娠中のため
センチネルせず)
サブタイプ :トリプルネガティブ
悪性度:3
増殖率:80%(全体の30~40%が80%の増殖率だと言われたと思います)
脈管侵襲:陽性(リンパ、血管)
ステージ2a
前回先生に抗ガン剤治療は出産後でいいと思うとご回答いただきましたが、主治医から手術から2ヶ月もあくのはサブタイプ的にちょっと心配だと言われ、怖くなって当初の予定通り妊娠中に抗ガン剤を開始しました。
AC療法で2クール目を先週打ったところです。
ここで一旦点滴をやめて、年明けに出産予定です。
そして昨日主治医から提案があったのですが、年明けに出産をしたあと、大学病院ではFECが基本だからあと2回FECに変更しましょうかと言われました。
私の場合、リンパ転移、脈管侵襲があったため薬剤が多いほうが良いと思うと言うような事を言われました。
しかし、こちらの回答の中でFEC6回=AC4回 と同等と言うような記載を見た気がして、FECを2回は足りない?気がするのですがどうなんでしょう。
主治医はAC続行でもいいし、ACに何かを足す(何をかは忘れました。
すいません)でもいいし、出産してから考えましょうと。
私はこのままACのほうがいいような気がするのですが、リンパ転移や脈管侵襲があるのでFECにしたほうが良いのでしょうか?
田澤先生のご意見を伺いたく再度質問させていただきました。
2歳の子と生まれて来る子のためにもまだまだ生きなくてはなりません。
再発や転移は避けたいです。
あと、現段階での私の10年生存率、再発率も一緒に教えていただけないでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
私には何故術後補助療法をそんなに(胎児へのリスクもあるのに)急いで行うのか、
全く理解ができません。
もしも、その原因が「担当医が無駄に、質問者を脅す様なコメント?(詳細は不明ですが)」にあるとしたら、それは非難されるべきものです。
「私はこのままACのほうがいいような気がするのですが、リンパ転移や脈管侵襲があるのでFECにしたほうが良いのでしょうか?」
⇒誤りです。
 ACとFECは「5Fuを単純に足すだけ」ではなく、容量も異なります。
 FECとする意味はありません。
「現段階での私の10年生存率、再発率」
⇒ 
10年生存率 89%
再発率    15%





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